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【千葉市】住宅街にある小さなパン屋さんは、種類が豊富で目移りします

ちはな地域情報発信ライター(千葉市)

千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

とあるマルシェで出会ったパン屋さん。
とても美味しかったのでまた食べたいと思っていたら、土曜日にご自宅でお店を開いているとの情報を得たので行ってみることにしました。

千葉市若葉区高品町にある『Fukami pan』さんです。

店主は3人のお子さんのママで、もともとはパン教室と近所の保育園でパンを販売していました。
保育園での販売は、関係者しか購入できなかったため、いろんなかたに買ってもらえるようにご自宅でパン屋さんを始めたそうです。

普段ご家族が出入口として利用している玄関が、土曜日だけ売場に変身します。

店頭にはたくさんのパンが並んでいますが、全て店主お一人で作っているというので驚きです。
もともとウォークインパントリーだった2畳の場所をリフォームして工房を造り、オーブン3台を使って、このたくさんのパンを焼いています。
筆者がざっと数えただけでも、36種類のパンが並んでいました。
この日は、夜中の1時からパン作りをしていたそうです。

大々的に宣伝をしていないFukami panさんは、ご近所さんやたまたま見つけたかた、クチコミで訪れるお客さんがほとんどです。
唯一ポスターを貼らせてもらっているのは、「JR都賀駅」前の八百屋さん。
このたった1枚のポスターを目にして訪れるお客さんも結構いるそうですよ。

「自分のこどもに食べさせたいパンを焼く」をコンセプトに、お子様からご年配のかたまで安心して食べられるパンを提供し、パンを通じて幸せな気持ちになってもらえたらとの想いで作られています。

パンの種類によって、国産小麦と外国産小麦を使いわけ、砂糖は「きび砂糖」、塩は「沖縄のシママース」、油脂は「バター」「米油」「オリーブオイル」を使用しています。

ハード系のパンは、じっくり一晩かけて発酵させ、旨味を引き出しています。

フィリングは、ほとんどが手作りです。
添加物を使わないパンと手作りのフィリングで作られているので、安心して食べられますね。

1番人気の「くるみクリームチーズあんぱん」。

こちらは食パン。
店頭で出会った常連さんに「食パン美味しいから食べてみて!」とオススメされました。

パン屋さんにくると、ついついたくさん買ってしまう筆者。
今回も気になる商品ばかりで、気づくとたくさん選んでいました。
味の紹介は、数種類選んでさせていただきます。

惣菜系のパン

「てり焼きチキンパン(税込300円)」「大葉みそソーセージ(税込300円)」「チーズボール(税込250円)」です。
どれも具沢山で、しっかりした味付けになっています。

「てり焼きチキン」は、芳ばしいチキンがたっぷり乗っているのが嬉しいです。自家製のてり焼きチキンは絶品です。
「大葉みそソーセージ」は、大葉と味噌とウィンナーの相性がバッチリ。
「チーズボール」は、これでもかと言うくらい、チェダーチーズがたっぷり入っています。シンプルなので、パンの甘味が感じられ美味しかったです。

くるみクリームチーズあんぱん(税込300円)

パン生地には、甘酒と米油が使われており、くるみがゴロゴロ入っています。
クリームチーズとこし餡の組み合わせは斬新ですが、チーズの酸味と餡の甘味のハーモニーが心地よく、やみつきになる美味しさです。

あん食パン(税込880円、ハーフサイズ税込440円)

店主がおすすめしてくれた、あん食パン。
しっとりとした食パンに餡子が巻き込まれています。優しい甘さの餡で、食べ始めたら止まらない美味しさです。

常連さんにおすすめされた「食パン」は、冷凍してトースターで焼いたものをいただいたのですが、バターなど塗らずそのままで満足できる美味しさに感動しました。

お店がオープンしているのは今のところ土曜日だけですが、今後は増やす予定だそうです。
美味しいパンを食べられる機会が増えるのは嬉しいですね。楽しみです。
こだわりのパンがたくさん並ぶ住宅街の小さなパン屋さんに、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

『Fukami pan』
住所:千葉市若葉区高品町1060-102
TEL:080-2341-7822
営業日:土曜日
営業時間:10:00~なくなり次第終了
※不定休のため、来店前はInstagramでご確認ください
Instagram

地域情報発信ライター(千葉市)

結婚を機に千葉市民になった主婦です。食べること、きれいな景色を見ること、知見を広げることが大好き。千葉市に住んで良かった!千葉市に住んでみたい!と思えるような情報を発信していきます。愛犬とお出掛けすることが多いので、わんちゃんと一緒に行けるスポットも紹介します。

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