【千葉市】「認知症カフェ」は誰でも気軽に行けるカフェ。思い思いに過ごしてみませんか。
千葉市の地域情報発信ライターちはなです。
みなさん、認知症カフェをご存じですか。
認知症カフェとは、認知症のかたやその家族、地域のかた、介護職のかたなど、誰もが気軽に集まり交流する場所のことです。
認知症状の悪化予防・家族の負担軽減・介護相談・介護の情報交換などおこなうことを目的としています。
千葉市には認知症カフェが39か所あり(令和4年7月現在)、今回千葉市稲毛区にある『and all cafe(アンド オール カフェ)』さんにお伺いしたのでご紹介します。
カフェがあるのは、千葉市稲毛区轟町。
千葉都市モノレール「天台駅」から徒歩7分の場所で、特別養護老人ホームとどろき一倫荘に併設されています。
こちらのカフェは、認知症のかたや介護相談をしたいかたはもちろん、小さな子供を連れたママさんや学生さん、お散歩の休憩所として利用されるかたなど、地域のかたたちの憩いの場となっています。
まずは、こちらのカフェのコンセプトを3つお伝えします。
1、地域の憩いの場として
どなたでも利用できるので、様々なかたにご利用頂き、ここでしかできない交流をしてもらいたいです。
2、介護のことを相談できます
介護の悩み・不安・愚痴など、一人で悩まず気軽に相談してください。
3、毎月1回交流会をしています
毎月第4月曜日の15:00から交流会をおこなっています。
交流会では、認知症や介護の悩みなどをお話しています。オンラインでの参加も可能です。
次回の開催は12/26(月)です。
それでは、お店の雰囲気とメニューの紹介をします。
ニューヨークのブルックリン風カフェをイメージした店内は、おしゃれで落ち着いた空間です。
Wi-Fiやコンセントも用意されています。
広々としたテラス席もあります。
テラス席は、ペットと一緒にお食事を楽しめますよ。
リードフックもあるので助かりますね。
こちらのカウンターで注文をします。
カウンターには、手作りパンやクッキーが並んでいます。
こちらがランチメニューです。
「施設長セット」や「介護職セット」「看護師セット」「相談員セット」などネーミングが面白いです。
メニューに合ったイメージの職種をネーミングにしているそうで、管理栄養士であり地域福祉コーディネーターのかたがメニューを主に考えています。
ランチにはドリンクとクッキーが付き、メニューは半年くらいごとに変わるそうです。
高品質な茶葉やハーブを使用した”マイティーリーフ”というブランドのお茶を提供するなど、こだわりを感じられます。
デザートメニューとして、ホイップクリーム付きのベルギーワッフルがあります。
たまごサンド(税込260円)とあんこギッフェリ(税込230円)、ダブルチャンクチョコ(特別価格税込100円)、オーガニックアールグレイ(税込300円)を注文しました。
パンやクッキーはその日の朝に焼いているそうです。
パンは食感が良く、優しい味付けでした。
しっとりサクサクのクッキーは、甘さと塩気の塩梅が良かったです。
オーガニックアールグレイは、香り高く美味しい紅茶でした。量もたっぷり。
「認知症カフェ」というと馴染みのないかたが多いと思いますが、こちらのカフェは「認知症カフェ」でありながら、ごく一般的なカフェでもあります。
介護の相談や悩みなどお話したいかたは交流の場として、お食事やお茶をのんびり楽しみたいかたやお散歩途中の休憩所として利用したいかたはカフェとして、思い思いに過ごせる場になっています。
みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
『and all cafe(アンドオールカフェ)』
住所:千葉市稲毛区轟町5-2-1 特別養護老人ホームとどろき一倫荘内
TEL:043-307-8301
営業時間:10:00~16:00
定休日:土曜・日曜・祝日
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