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【千葉市】オープンから3か月「マスコバド糖」を使った米粉焼き菓子店キキは店主のこだわり詰まっています

ちはな地域情報発信ライター(千葉市)

千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

昨年11月7日にオープンした、米粉焼き菓子のお店『茶がし家キキ』さん。
営業日が水曜・木曜・金曜の週3日のためなかなか都合がつかず、先日ようやく行って来ました。

『茶がし家キキ』さんでは、国産米粉と有機豆乳・マスコバド糖をメイン食材とした焼き菓子を販売しています。

お店は「JR蘇我駅」東口から徒歩10分程の場所です。
カントリー調の造りをしたオシャレな建物が店舗兼工房になっています。

店内にはショーケースと棚があり、壁にはスワッグが装飾されています。
こぢんまりしていますが、居心地のよい、落ち着く空間です。

ショーケースには米粉のシフォンケーキが並べられています。
メニューはその時々で異なり、筆者が訪問した日は「マスコバド糖(プレーン)」と「クランベリー」「くるみ」「有機シナモンジンジャー」「生クリーム入り有機シナモンジンジャー」の5種類がありました。

マスコバド糖とは

こちらのお店で使っている砂糖は「マスコバド糖」といい、フィリピンのネグロス島で、昔ながらのシンプルな製法で作られたフェアトレード商品になります。

フェアトレードとは、「公正・公平な貿易」のことで、フェアトレード商品とは、公正な取引のもとで販売されている商品のことです。
発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を目指すことを目的としています。

シフォンケーキ

シフォンケーキは本来作りたてよりも1日寝かせたほうが美味しいと言われているそうですが、できるだけフレッシュなものを提供できるように、前日から準備をして営業日は毎日作っているそうです。

こちらは「クランベリー」のシフォンケーキ。
材料は、米粉・マスコバド糖・有機豆乳・卵・米油・有機クランベリー・有機レモン果汁・ラム酒・ゲランドの塩です。
ラム酒と有機レモン果汁に漬け込んだクランベリーが入っています。

「くるみ」のシフォンケーキには、有機白みそとマスコバド糖でキャラメリゼしたくるみが入っています。

フェアトレード商品

シフォンケーキだけでなく、フェアトレード商品の取り扱いもしています。
フェアトレード商品を少しでも身近に感じてもらえたら、という店主の想いを感じますね。

te to teさんの焼き菓子

te to teさんの焼き菓子は小麦粉で作った焼き菓子になりますが、タイミングが合えば購入できます。

いんば学舎さんの雑貨

店主が以前より交流のある「社会福祉法人印旛福祉会のいんば学舎」のかたたちが作った雑貨の販売もしています。
カラフルでかわいいですね。

米粉シフォンケーキ実食

米粉のシフォンケーキ「マスコバド糖(プレーン)」と「クランベリー」を食べてみました。

まず手に取った瞬間のふわふわ具合に驚きます。
口当たりは、ふわふわ、しっとり、もちっ。
甘さ控えめの優しい味わいが癖になりそうです。
ラム酒とレモン果汁で漬けたクランベリーは、爽やかな酸味と食感も楽しめる一品でした。

「マスコバド糖」をはじめ、今まであまり馴染みのなかったフェアトレード商品。キキさんとの出合いで自分自身の意識が少し変わりました。
美味しいシフォンケーキを食べられて、活動にも協力できて、何だか得した気分です。

みなさんも「マスコバド糖」を使ったシフォンケーキをぜひお試しください。

『茶がし屋 キキ』
住所:千葉市中央区白旗1-1-5
※駐車場あり
TEL:080-5821-1658
営業時間:11:00~18:00
営業日:水曜・木曜・金曜
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地域情報発信ライター(千葉市)

結婚を機に千葉市民になった主婦です。食べること、きれいな景色を見ること、知見を広げることが大好き。千葉市に住んで良かった!千葉市に住んでみたい!と思えるような情報を発信していきます。愛犬とお出掛けすることが多いので、わんちゃんと一緒に行けるスポットも紹介します。

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