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【千葉市】嬉しいイチゴ入りも!ひな祭りがより華やぐ老舗和菓子屋さんの桜餅

ちはな地域情報発信ライター(千葉市)

千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

3月3日はひな祭り。ひな祭りにいただくものとして、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などありますが、美味しい桜餅を食べられる和菓子屋さんを見つけたのでご紹介します。
桜餅は全部で3種類あり、中にはいちごの入ったちょっと珍しい桜餅もあるのです。

千葉市中央区にある『御菓子司 榎家』さんです。
JR「千葉駅」から徒歩10分、千葉都市モノレール「葭川公園駅」から徒歩3分の場所で、三井ガーデンホテルや千葉神社の近くになります。
赤い外観が目印です。

『榎家』さんは、もともと東京で営んでいましたが、戦争を機に千葉でお店を再開することになりました。千葉にお店を構えて70年以上になる老舗です。
趣のある店内は歴史を感じますが、ネットでの販売をおこなっていたり、ペイペイなどの支払いに対応していたりと、現代的な面も見受けられます。

看板商品は「落花生焼」

店内には、だんごから饅頭、最中やどら焼き、赤飯など様々な商品が並んでいます。
せんべい以外はすべて店舗で作っています。

看板商品は「落花生焼」。
八街産の天日干し落花生を、煎って砕いて練りこんだ生地に、こしあんが挟んであります。
このお店にしかない商品で、贈り物として地方発送の依頼をされることも多いそうです。

「落花生焼」の姉妹商品「芝栗(しばぐり)」は、白あんに刻んだ栗が入っています。

千葉でお店を再開するにあたり、千葉らしいお菓子をと考え作られたのが「ちば餅」。
つぶし餡を求肥で包み、うぐいすきな粉をかけた、鶯餅のようなお菓子です。

この時期に食べたい桜餅

この季節限定の桜餅は、いわゆる関東風(長命寺)と関西風(道明寺)が並んでいました。
桜餅は1月から3月の間のみ販売しています。

関東風桜餅には、いちごが入った「いちご桜餅」もありました。これはちょっと珍しいのではないでしょうか。
普通の桜餅はこしあんで、いちご桜餅はつぶし餡になっています。

この季節食べたくなる一品として「いちご大福」がありますが、こちらのお店のいちご大福は、豆大福の上にいちごが乗った「いちご豆大福」です。

実食

「桜餅(こしあん)」と「いちご桜餅(つぶし餡)」「いちご豆大福」、「落花生焼」と「芝栗」を購入しました。

桜餅

桜の香りと風味に春を感じます。
全体的に甘さ控えめで上品なお味です。あんの口当たりが良く、大きな桜の葉は、絶妙な塩加減。
いちご桜餅といちご豆大福に使われているいちごは、どちらも立派ないちごで、よくあるピリッと感は全くありませんでした。

いちご豆大福

大きな豆がゴロゴロ入っており、塩加減もちょうど良いです。柔らかいお餅と口当たりの良いつぶし餡の組み合わせがバッチリでした。

落花生焼

袋を開けると落花生のこうばしい香りがふわっとします。
生地に練りこんである落花生のツブツブ食感が良く、美味しく楽しくいただける商品でした。

芝栗

餡に栗の粒が入っています。
なめらかな白餡にツブツブの栗が合わさり、こちらも食感が楽しめます。
落花生焼より甘さがすっきりしていました。

いちごの入った桜餅は初めて食べましたが、相性抜群。「桜」と「いちご」でさらに春らしさを感じられる一品でした。
今回関東風の桜餅をいただきましたが、とても満足できる商品でしたので、関西風の桜餅も期待できそうです。

ひな祭りに、『榎家』さんの桜餅でお祝いしてみてはいかがでしょうか。

『御菓子司 榎家』
住所:千葉市中央区中央1-10-6
TEL:043-222-1047
営業時間:8:30~18:00
定休日:日曜日 (ホームページをご覧ください)
ホームページ

地域情報発信ライター(千葉市)

結婚を機に千葉市民になった主婦です。食べること、きれいな景色を見ること、知見を広げることが大好き。千葉市に住んで良かった!千葉市に住んでみたい!と思えるような情報を発信していきます。愛犬とお出掛けすることが多いので、わんちゃんと一緒に行けるスポットも紹介します。

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