千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

みなさん、千葉市中央図書館がある『千葉市生涯学習センター』で新鮮なお野菜が買えるのをご存知ですか。
月２回（月によりお休みや１回の場合もあり）、水曜日の朝９時30分からおこなわれる『新鮮野菜市』というイベントで、千葉市の農家さんの新鮮で美味しい野菜が販売されるのです。

先月開催された『新鮮野菜市』に行ってきたのでご紹介します。

開催場所は、千葉市中央区弁天にある『千葉市生涯学習センター』の正面入り口です。

こちらに並ぶ商品は、千葉市内の農家で作られた野菜や果物で、『千葉市園芸協会』を通して販売されています。

筆者が訪問した日は、たくさんの野菜が４か所に分かれて並べられていました。

会場一番手前のテーブルには、お米や落花生から、春菊・からし菜・小松菜・ホウレンソウなどの葉物類、トマト、パクチーやエシャレット、ワラビなどが並んでいました。

奥のブースには２つのテーブルが置かれており

１つのテーブルには、ニンジンやサトイモ・サツマイモ・キクイモなどの芋類が並んでいます。

もう１つのテーブルには、カブやラッキョウ、フキやレタスなどが並んでいました。

ネギやゴボウは、デッキ部分に並べられています。

スタートから15分が勝負

イベントがどんな雰囲気だったかをご紹介します。

『新鮮野菜市』が始まるのは朝の９時半からですが、８時50分頃からイベントを待つ数名の列ができ、９時20分頃には会場前に20人くらいの列ができていました。

待ち時間には、その日並んでいる野菜の紹介や注意事項などについて案内があります。

この日は、「トマト」の取り扱いかたや、新しく並んでいる野菜として「パクチー」の紹介、「キクイモ」が今シーズン販売終了となる旨の説明などがありました。

時刻が９時半になると同時にイベント開始となりました。

開始の合図とともに、みなさん勢いよく売場に入っていきます。
３つのテーブルとネギ・ゴボウ売場には、あっという間に人だかりができました。

開始から10分経った９時40分。
さきほどまでの光景が嘘のように販売スペースに人だかりがなくなり、今度はお会計に並ぶ列ができていました。

ですが、スタッフのかたがテキパキお会計をしてくださるので、そこまで待ち時間なく購入することができました。

９時45分頃支払いを終え、販売スペースを見てみると商品は大分少なくなっていました。
たくさんの商品から選びたいかたは、イベント開始と同時に買い物をスタートさせることをオススメします。
途中、追加で野菜が並べられていましたが、売り切れ次第イベントは終了となるため早めに訪問したほうが良いと思います。

あれもこれも買いたくなってしまう

筆者が気になった商品を幾つかご紹介します。
並んでいる野菜はどれも美味しそうで、あれもこれもと買いたくなってしまいました。しかも価格がどれもお財布に優しいのです。

春らしい山菜

ワラビやフキなどの春らしい山菜。下ごしらえが必要になりますが、旬のものは旬にいただきたいですよね。

中玉トマト

千葉市農政センターで栽培された中玉トマト「フルティカ」は、千葉市で就農予定の研修生が作っています。応援したくなりますね。

今シーズン最後のキクイモ

今シーズン最後の販売となるキクイモ 。
あまり馴染みのない野菜ですが、「最後」と言われると気になります。
キクイモの隣に並んでいるヤム芋は、紫色をしたヤマノイモです。

こういうところに来ると、普段食べない物を買ってみたくなるのは筆者だけでしょうか。

新顔のパクチー

パクチーは、今まで販売されていなかったようで、新しく販売される野菜として紹介されていました。
好みが分かれる野菜ですが、筆者は大好きです。

購入品

トマト・レタス・パクチー・フキ・ヤム芋を購入しました。どれも新鮮なのがわかり、とても美味しくいただきました。

初めて参加した『新鮮野菜市』。新鮮な野菜がお手頃で手に入るのはもちろんですが、イベントに参加されている知らない者同士が繰り広げる「どうやって食べるの？」「美味しい？」などの何気ない会話も楽しめるイベントでした。
みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。