千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

先日偶然見つけた”養蜂場”の看板。
軒先には”天然はちみつ”と書かれた赤いのぼりが立っていました。
周りは住宅街で蜂の巣箱らしきものは見当たらず、気になったので訪問してみることにしました。

場所は、千葉市若葉区若松台１丁目。『鈴木養蜂場』さんです。

『鈴木養蜂場』の看板の横に「(有)真世電機」さんの看板があるのは、(有)真世電機さんが営んでいる養蜂場だからです。

ですがこの場所で養蜂しているのではなく、(有)真世電機さんの事務所ではちみつを販売していました。

養蜂場がどこにあるのかと言うと、同じ若葉区の大広町だそうです。
たくさんの巣箱が置かれた写真を見せていただきましたが、こちらの写真は以前の写真で、現在は巣箱の数が減っているそうです。

100％天然はちみつ

こちらで取り扱っているはちみつは、いっさい加工していない「天然のはちみつ」のみです。

筆者が訪問した際販売していたのは、「アカシア」のはちみつと「百花」のはちみつの２種類でした。
どちらも群馬県でとれたはちみつです。

「あれ？大広町のはちみつは？」と疑問に思っていると、大広町で採蜜するはちみつの販売は、これからだということがわかりました。

大広町のはちみつは例年「桜」と「百花」の２種類を販売していますが、今年は花の開花が重なったため「桜」のはちみつは無く、桜や菜の花・藤などが合わさった「百花」の販売ができそうだと話していました。

現時点で販売開始日ははっきりわかりませんが、おおよそ５月上旬くらいだそうです。
採蜜量に限りがあり、楽しみにされているかたも多いので、気になるかたは事前に確認をしてから訪問することをオススメします。

群馬県で採蜜したはちみつ「アカシア」と「百花」をそれぞれ試食させていただきましたが、食べ比べをしたことがなかったので、味がこんなにも違うものかと驚きました。
それと同時に「はちみつってこんなに美味しいんだ」という発見もありました。

お肌が敏感なかたの強い味方

はちみつで作った「蜜ろうハンドクリーム」もありました。
無香料とラベンダーの２種類です。
蜜ろうとホホバオイルで作ったハンドクリームは、お肌が敏感なかたに人気があるそうです。

作っていない時期もあるそうなので、こちらも事前に確認してからの訪問をオススメします。

こちらは蜜ろうで作ったキャンドルです。
以前は販売されていたようですが、今はこちらにある物のみだそうです。

住宅街で突如見つけた「養蜂場」の看板は、電機会社が営む養蜂場でした。
千葉市で採蜜したはちみつは、残念ながらお目にかかれませんでしたが、試食した群馬県のはちみつはとても美味しかったです。

不在にされていることもあるので、そのあたりをご了承いただいた上で、気になるかたはぜひ訪問してみてください。