【目黒区】2月5日(土)にオープンした「ベックスバーガー学芸大学前店」の味をチェック!
吉祥寺で大人気、テイクアウト専門のハンバーガーショップ「BEX BURGER(ベックスバーガー)」が、2022年2月5日(土)に学芸大学に3店舗目となるお店をオープンさせました。こちらは、ベックスバーガーで初めてイートインできるお店です。
ちなみにベックスバーガー、福島県南相馬市の南相馬ジャスモール駐車場に2021年11月5日(金)から期間限定でオープンさせた「BEXBURGER LABO(ベックスバーガー ロボ)店」が注目されました。
フライドポテトを自動で揚げ、味付け場所に移動させるアーム型のロボットを導入し、店舗で働く人とのオペレーションを共存させる実証実験として2月中旬まで運営。マスメディアにも取り上げられたのでご存じの方も多いのでは?
飲食業向けロボットサービスの開発・販売のコネクテッドロボティクス、業務用厨房機器などを手がけるタニコーと共同で開発したものだそうです。
目黒区はグルメバーガーの激戦区で、こだわりぬいた高価格帯のものから、コストカットを徹底したリーズナブルな値段で提供するものまでまさに百花繚乱! その中でベックスバーガーはちょうど中間ぐらいの位置づけでしょうか。
「ファーストフードだけどグルメバーガー」をテーマに、こだわりを守りつつもリーズナブルな低価格帯で提供するようです。いったいどんなお味なのでしょうか?
早速、お店に足を運んで味をチェックしてきました。
西口商店街の中、学芸大学駅からすぐの場所にある「ベックスバーガー学芸大学前店」
学芸大学の駅前は東口と西口側に商店街が広がっています。ベックスバーガー学芸大学前店は駅を背に西口商店街をまっすぐに約2分ぐらい進むと、左手にあります。
ちなみにこちらの場所は「焼魚食堂 魚角(うおかく) 学芸大学店」の跡地。魚をメインにしたリーズナブルな定食が評判でした。
「ベックスバーガー 学芸大学前店」はカウンターでの注文形式でした
事前の告知では吉祥寺店同様にタッチパネル式の販売機で行いますとのことだったのですが、私が訪れた時は店員の方に食べたいものを告げて、レジで精算となっていました。並んでいる間、メニュー表を渡してくれます。
レジの前にタブレットは設置されていたので、今後は学芸大学前店でも注文や決済はタッチパネル式の非接触へとオペレーションを移行していくのかもしれません。
実は私、タッチパネルでの注文が苦手。年齢のせいもあり、なかなか注文したいメニューにたどり着けません。
特にファストフード店ではまごまごしていると後に行列ができてしまうので、結構プレッシャーを感じてしまいます。マクドナルドなどは、スマホのアプリで事前注文予約・決済するのでスムーズ。
しかしめったに行かないファストフード店のアプリを全部ダウンロードしていてはスマホのメモリが、と思うと二の足を踏んでしまいます。難しいところですね。
各飲食店ともいかに顧客を取り込み、ファンを作り、アプリをダウンロードしてもらえるかが成功のカギになりそう。
シンプルなメニュー構成で迷わせない「ベックスバーガー」
ベックスバーガーのメニューはいたってシンプル。セットか単品かを選び、単品であればパティの枚数とチーズの有無を選べば終了です。
このスタイル、自由が丘に2021年12月19日(日)にオープンした「HENRY’S BURGER(ヘンリーズバーガー)」に似ています。
セットの場合は、フライドポテトのサイズを選び、ドリンクを選べば終了。サイドメニューとして、パティのみのハンバーガー、フライドポテト、チキンナゲット、ドリンク類が用意されています。
さらに、ハンバーガーは自分流にカスタマイズ可能で、厚切りベーコンやエッグ、ハラペーニョ、チーズ、マッシュルーム、グリルオニオンをプラス料金でトッピング可能。
ハンバーガーには厚切りトマトやレタスが挟まっているので、あとはトッピングの組み合わせで味変が楽しめるので食べ飽きずに通えそうですね。
「BEX チーズバーガー」のセットを注文、1つはグリルオニオンをトッピングしてみた
オーダー後、出来上がると番号で呼ばれ、カウンターまで取りに行きます。今回は「BEXチーズバーガーセット」にしてみました。
同行者はソフトドリンクとしてグレープフルーツジュースを注文。私はプラス料金でコーンスープをチョイス。
グレープフルーツジュースはセルフで注ぎます。
コーンスープは熱々のものを店員の方がカップに入れて提供してくれました。
「ベックスバーガー」はこだわりのあるグルメバーガーながらリーズナブルなお値段がポイント
ハンバーガーはベックスバーガーのロゴが印刷された黄色のパッケージに入れて提供してくれます。テーブルに運ぶ途中でバーガーが崩れないようにという配慮でしょうか。
ベックスバーガーでは葉先がギザギザしているフリルレタスを使用。クセや苦味が少なく、シャキシャキとした食感が特徴です。見た目の華やかさや色鮮やかなグリーンが食欲をそそります。
パティはオーストラリア産もも肉を使用。肉質は繊細でやわらかく、 肉本来の旨味がありつつも低脂肪&低カロリーなのが特徴なのだそう。
実際に食べてみましたが、ジューシーで旨味がしっかり感じられておいしいです。私はグリルオニオンをプラスしたのでこの厚み。オニオンは分厚くカットされ食べ応え充分でした。
バンズはやや黄色っぽく少し甘め、ふっくらとした食感。北海道バターに牛乳、国産の卵黄、淡路島産の藻塩などを使用した、 無添加の完全オリジナルのパンで、毎日自社工場で焼き上げて配送されてくるそうです。
パティやソースの味付けが控えめな分、食材のおいしさやパンの味わいなどがはっきりとわかるので、バランスがよくまとまっていると思いました。濃いめの味付けだとごまかしがききますが、薄味でおいしくつくるのはなかなかです。
ちなみに、オニオンなしならこのぐらいの厚みです。
男性ならパティは最低でも2~3枚か、厚切りベーコンなどをプラスした方が食べ応えがあっていいかもしれません。
「ベックスバーガー」のポテトフライは皮つき細切りタイプ
ベックスバーガーのポテトフライは、皮つきのまま揚げています。野菜の場合、皮と身の境目がおいしいともいわれ、ゴボウなどはなるべく皮をむき過ぎないようにといわれていますよね。
皮そのものにも栄養や旨味があるので、ポテトフライは皮つきのままが好き派です。ベックスバーガーでは店舗ででんぷんが少なめの皮つきジャガイモをカットして揚げているとのこと。
外側がカリっと、内側はほっこりと揚がっていました。塩加減もちょうどいい感じです。じゃがいもは季節ごとに品種を変えているそう。
そして、コーンスープですが粒々感たっぷりでなめらかな舌触り。インスタントでは味わえないコーンの旨味と風味がしっかり感じられました。
テイクアウトでもおいしく食べられるか、各店舗とも工夫を凝らしている
今回はイートインでいただいたので、出来立て熱々を食べることができました。ひとつひとつの食材や調理法はしっかりと吟味し、グルメバーガー並みのクオリティを追求しつつも、お値段は控えめ。
同じくクオリティを追求しつつも低価格帯で勝負する、中目黒の「ブルースターバーガー」も最近ではイートインコーナーが登場。店内で出来立て熱々を食べることができるようになりました。
テイクアウトでも十分おいしく食べられるよう、各店舗工夫されていることとは思いますが、やっぱり出来立て熱々で食べる方がおいしいですよね。そんなお客様の声に応えて、今回ベックスバーガーでも初めてのイートイン店となったのかもしれません。
お値段の高いグルメバーガー店からリーズナブルなグルメバーガー、ファストフードチェーン店のハンバーガーまで、いろいろな選択肢が増えてきた目黒区。皆さんも各店舗を食べ比べてみて、自分好みのハンバーガー店を探してみてはいかがでしょうか。
■取材協力
BEX BURGER(ベックスバーガー)
【店舗概要】
BEX BURGER(ベックスバーガー)学芸大学前店
営業時間:10時~23時
住所:東京都目黒区鷹番3丁目15−23 アヴァン学芸ビル 1階
問合せ先:03-3713-1677