【目黒区】暑い夏を冷たいハーブティーで乗り切る。自由が丘「明日の庭」で「青い水出しハーブティ」を購入
夏になると冷蔵庫に麦茶と水出しハーブティーを常備している我が家。室内にいても熱中症になる危険性があるので、こまめな水分補給は欠かせません。
昨年は、ドライフルーツと2~3種類のハーブを組み合わせて、せっせと水出しハーブティーを作っていました。
しかし、いろいろな種類のハーブティーを買うのは大変だし、適当にブレンドしているので味が日によってまちまち・・・。
と思っていたら、あらかじめブレンド済のハーブティーを自由が丘にあるハーブショップ「明日の庭」で発見しました。しかもバタフライピーを使い、見た目も涼し気な青いハーブティー!
購入しにいったついでに、「明日の庭」のオーナーである宮澤景子さんにいろいろお話を聞かせていただいたので合わせてご紹介したいと思います。
ハーブショップ「明日の庭」は、起業家のたまごを応援する「創の実」のチャレンジショップ
「創の実」は東京都と(公財)東京都中小企業振興公社が推進する「若手・女性リーダー応援プログラム」で選出された未来のオーナーを、開業までサポートしてくれるチャレンジショップです。
都内屈指の人気エリアである吉祥寺、もしくは自由が丘の2か所に出店でき、専門家から定期的に店舗運営についてのアドバイスを受けることができます。
前回この「創の実」でチャレンジショップをオープンさせた「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」の中鉢絵巳(ちゅうばちえみ)さんをご紹介しました。
ハーブショップ「明日の庭」はそのお隣にあるお店です。「明日の庭」は「ハーブで明日のあなたを応援」という願いを込めてつけられた店名。
オーナーである宮澤景子さんはアロマテラピーについての知識の他、日本メディカルハーブ協会のプロ資格、日本園芸協会認定薬草ガーデンマスターの資格もお持ちです。
まさにハーブについてのプロフェッショナルな方というわけですね。
「ハーブ」や「スパイス」は、古くから私たちの暮らしを健やかに、豊かに彩り続けてきた存在
古代ギリシャ・ローマの時代からヨーロッパでは、ハーブやスパイスなどを使った「僧院医学」が盛んでした。修道院の庭にはハーブを育てる庭があり、病に苦しむ人々を癒すことで「神の奇跡」として信者を獲得してきた歴史があります。
そしてヨーロッパ人にとって肉の臭みを消し、風味付けをするものとしてハーブ・スパイスは欠かせませんでした。いわゆる大航海時代にはスパイスを求め、ポルトガルやスペイン、イギリスなどがアジアや中近東へと盛んに乗り出していったことはご存じですよね。
日本でも生姜や茗荷、わさび、山椒、柚子などの和ハーブやスパイスが古くから使われ、塩や砂糖とともに食品の保存性を高めるためによく利用されてきました。
現代でもお肉や魚料理にハーブやスパイスは欠かせないものであり、調味料として身近な存在。特に塩分を控えめにしたいときは、ハーブやスパイの力を借りるとおいしく減塩できることが知られています。
そのままお茶として楽しんだり、お料理やガーデニングとして活用するなど、ハーブの存在はまさに暮らしを豊かにしてくれる頼もしい味方といえそうです。
「明日の庭」ではノンカフェインで身体にやさしいオリジナルブレンドハーブティーを提案
夏はたくさん水分補給する機会が増えますが、お茶や紅茶、コーヒーは飲み過ぎるとカフェインが気になります。「明日の庭」では、オリジナルブレンドのハーブティーやノンカフェインのハーブチャイを提案。
通常のチャイだと紅茶を使いますが、「明日の庭」では紅茶を使わず、カモミール、ラベンダー、ミントの3種類のハーブをベースにスパイスをブレンドしたオリジナルチャイを販売しています。
これだとカフェインを気にせずゴクゴク飲めますね。また、女性特有の悩みである生理痛や更年期などの不定愁訴の辛さを癒してくれるような、おいしくて優しい香りのハーブティーもあり。
冷房で冷えやすいという方なら、ホットハーブティーで内側から温めるのもおすすめです。
清涼感たっぷりの青い水出しハーブティーで、心もひんやりクールダウン
「明日の庭」で「夏の水出しハーブティー」を購入してきました!
青い色は話題のバタフライピーによるもの。爽やかなフレーバが人気のレモングラスとペパーミントをプラスしたオリジナルブレンドです。
1パックに対し500~800ミリリットルの水を入れ、冷蔵庫で2~8時間冷やして出来上がり。 簡単で見た目も爽やか、冷たいハーブティーが簡単に楽しめます。
アロマやハーブと聞くと、ちょっと難しいように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、プロのアドバイスがあれば、意外に暮らしに取り入れやすいと実感されるはず。
お庭でハーブを育てることで「目」でも楽しむことができます。ドライフラワーにしてスワッグやリースにしてお部屋のアクセントにするのもいいですね。
カモミールやミントなどを摘みたてでお茶を入れるとおいしいですし、パスタやピザにちょっと使いたいバジルはお庭にあるとすごく便利。
皆さんもぜひ「明日の庭」で、ハーブを暮らしを気軽に取り入れる方法をアドバイスしてもらってはいかがでしょうか。
■取材協力
明日の庭
【店舗概要】
明日の庭
営業時間:11時~17時、火曜・水曜休み
住所:東京都目黒区自由が丘2-17-6 THE FRONT1F 創の実内