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【目黒区】確実に食べるなら朝! 不動前駅「えーちゃん食堂」の「ラーメン」は見た目以上の実力派だった

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

東急目黒線・不動前駅もしくは、目黒駅から徒歩約9分、山手通り沿いにある「えーちゃん食堂」。ラーメン好きの間では有名なお店です。

店主の初代えーいち(佐藤栄一)さんは、中目黒にあった「中華そば えもと」の元店長。「中華そば えもと」は閉店後、巣鴨で「まるえ中華そば」として営業中です。

初代えーいちさんはその「まるえ中華そば」で間借り営業しながら朝ラーメンを提供。その後、2023年4月24日(月)にご自身のお店となる「えーちゃん食堂」をオープンさせました。

元芸人さん(東京NSC15期性)だったという初代えーいちさん。そういえば自由が丘にある「Dad's Ramen 夢にでてきた中華そば」の店主さんも芸人さんでした。

お昼までには売り切れ!? 食べるなら朝、の「えーちゃん食堂」

地元の方々のSNSや「えーちゃん食堂」の公式Twitterを見ると、お昼前に売り切れてしまうこともしばしば。当初は8時からオープンしていましたが、最近では7時30分からオープンしています。

実は私、めぐろまちづくり観光協会の個人会員であり、ボランティアスタッフしています。その活動の際に知り合った方と「えーちゃん食堂」にいってみたいと意見が一致。

「行くならやっぱり朝でしょう」ということで、2人で「朝ラー」することになりました。

平日の朝から満席、「えーちゃん食堂」は「朝ラー」でも大人気

朝、8時30分にお店の前で待ち合わせしていたのに、私が電車の時間を間違えて遅刻・・・。友人を待たせてしまいました。

短い足を必死に動かし、到着したの9時少し前。すでに店内は満席でしたが、ラーメン店は回転が速いので、あまり待つことはなくするりと入れました。

初回なので一番スタンダードな「ラーメン」を注文。他に「チャーシューメン」「メンマラーメン」「かけラーメン」などがラインナップしています。

見た目は普通のしょうゆラーメン!? しかし、食べればわかる完成度の高さ

「えーちゃん食堂」のラーメン、一見するとどこにでもありそうな普通のビジュアルです。しかし、これがクセモノ。

見ため以上にコクがあり、奥が深いスープ、しなやかでコシのある麺、口の中でとろけるようなチャーシューと、すべての完成度が高く、ハーモニーも素晴らしかった。

スープを一口すすると、ふわっと煮干しの香りがやってきますが、動物系のお出汁もしっかりと感じられます。公式Twitterに「鯖が香る」とあったので、さばの煮干しを使っているのでしょうか。クセがなく上品なお出汁で甘味も感じられます。

スープの表面はやや厚めに油が覆い、さっぱりしていそうで実に濃厚です。小麦が香る麺はストレートで中太ぐらい、毎日、ご自身で製麺しているそうです。

チャーシューはしっかり味がしみ込んでいて至福のおいしさでした。スープもしっかり完食。ごちそうさまでした。

私たちがうかがった日は比較的スムーズに入店できましたが、日によっては9時頃でも行列ということがあるようです。お昼ごはんに行く場合は、公式Twitterを日々チェックしながらおじゃまするのがよさそう。

次回はあさりやサザエを使った限定バージョンの塩ラーメンもいただいてみたいと思います。

【店舗概要】
えーちゃん食堂
営業時間:7時30分~13時
※材料がなくなり次第閉店
住所:東京都目黒区下目黒3-4-6 サンライズ目黒1F

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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