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【お取り寄せ】ガチ勢大絶賛のチョコブランド「ブノワ・ニアン」をご存じですか?

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

自らカカオ農園を所有し、カカオというフルーツに強くスポットを当てたベルギーのチョコレートブランド「BENOIT NIHANTブノワ・ニアン)」。

一般的に広く知られているわけではないのですが、ショコラ好きの間では知られた…よりツウから好まれているような印象があります。(私個人の感覚なんですが)

今回はそんな「ブノワ・二ワン」と、お取り寄せ可能なボンボンショコラについてご紹介したいと思います!

「チョコレート催事以外でも買える」って事、意外と知らないファンもいるかも?!

改めて「ブノワ・ニアン」って?

元エンジニア…というちょっぴり変わった経歴を持つブノワニアン。

2014年から「BEAN to Barビーントゥバー)」(カカオ豆の状態から一貫して手掛ける作り方)を採用し、カカオフェビエ(ビーントゥバー職人)としても活動。

世界でも数少ない、エコサイクルを考えた農園を保有し、ブノワさん自らカカオを選定。
現在、FARMとCRAFT両面を備えた「FARM&CRAFT to BAR」なチョコレートを作り続けています。

参考記事:「ブノワ・二ワン」その他のおすすめ商品は(外部サイト)
用語解説:「ビーントゥバー」とは?(外部サイト)

お取り寄せしたのは…「カカオコレクション4種」

今回体験したのは、4つの産地別カカオ(マダガスカル産、エクアドル産、グアテマラ産、キューバ産)で作られたボンボンショコラアソート。

それぞれの産地の個性、テロワールを食べ比べることができる、「ブノワ・ニアン」らしい1箱です!

上段左右 Baracoa(バラコア)

口に入れた瞬間、ドライフィグのような風味。紅茶のような香りと渋み。ヨーグルトのような酸味と発酵の感じとまろやかさも。複雑ながら完成された1粒!

上段真ん中 Hacienda Victoria(ハシェンダ ビクトリア)

タバコ?中国茶?のような渋みと苦み、スパイシーさ。

下段左 Rio Dulce(リオ ドゥルセ)

ナッツ、バナナ、ヘーゼルナッツ、オレンジの花の風味。

下段右 Ambolikapiky (アンボリカピキィ)

カカオニブが乗った一粒。
これこそ、もっとドライフィグ!フルーティー。紅茶の渋み。全体的にホロホロッとしたあと滑らかに溶けていくタイプのガナッシュ。

一般的なボンボンと違い、フルーツのジュレやナッツのペーストといった、別の素材が一切使われておらず、カカオのみの力で、ここまで多様で完成された味のボンボンを作る…改めて「ブノワ・ニアン」の底力を感じました。

ほんっとうにすごい!

「最近、ちょっとカカオに興味あるのよね」「高級ショコラって、やたらと高価だけど本当に美味しいの~?」と思っている方の入門ボックスとしても、ぜひお薦めしたい1箱です!

ぜひ、サイトの方で確認してみてください。

公式サイト(外部サイト)

おまけの話。フィナンシェもおすすめなんです。

さきほどチェックしたところ、オンラインショップの在庫は×になっていたのですが、カカオ産地別のフィナンシェも人気です。

「栽培されている場所で、ここまで色も変わるんだ!」といった発見も楽しい。

味は言わずもがな。上記ボンボンショコラと同じく、それぞれの個性を楽しむことができます。

珍しい商品です!
催事などで見かけた際はラッキー。ぜひ手に取ってみてください。

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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