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人生で一度は食べたい「5分で作れる切干大根サラダ」が腸活とダイエットにも最強!

 切り干し大根といえば、煮物にすると美味しいですよね。干すことで旨みと栄養素が凝縮されているので、おすすめの腸活食材でもあります。

 でも、正直、毎回水で戻すのはちょっとめんどくさいな〜...と思ったことはないでしょうか?今回は、切り干し大根を水で戻さず5分で作れる、ぱりぱり食感がやみつきになるサラダをご紹介します。切り干し大根の腸活&ダイエット効果もお伝えするので、ぜひ試してみてくださいね!

切り干し大根の腸活&ダイエット効果

 切り干し大根には、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。特に多いのが「食物繊維」です。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があるのですが、不溶性食物繊維が特に豊富に含まれています。

 そして、不溶性食物繊維は主に次のような作用が期待できます。(※1)

・腸の蠕動運動の促進(腸を活発に動かす)
・余分な脂肪を体外に排出する
・腸内の有害物質を吸着し排出する

 また、切り干し大根は整腸作用があるだけでなく、血糖値の上昇を抑える報告もあるのです。(※2)食事の15分前か、食事と同じタイミングで生の切干し大根を食べることで、血糖値の上昇を抑えることができると判明しました。

 血糖値の上昇を抑えることができれば、痩せやすくなります。今回ご紹介する腸活レシピは、火を使わず生で切干し大根を食べられるので、血糖値の上昇を抑制する効果も期待できそうです。それでは早速、簡単ぱりぱりサラダの作り方をご紹介しますね。

<材料>切り干し大根の腸活ぱりぱりサラダ

切り干し大根…30g
きゅうり…1本
☆醤油、お酢、すりごま…各小さじ2
☆ごま油…小さじ1
☆かつお節…小分け1袋
☆白ゴマ…好きなだけ

<作り方>切り干し大根の腸活ぱりぱりサラダ

1.キュウリを千切りにする。

千切りしたきゅうりを袋に入れて塩をかける。切り干し大根も水で洗って同じ袋に入れる。

2.袋を揉んでから3分ほど置いて、水気を絞る。ボウルに☆調味料を合わせる。

②を入れて混ぜ合わせたら完成!

 そのまますぐ食べても美味しいですし、5〜10分ほど置いておくとより味が染み込みます。保存する場合は、冷蔵で4日ほど保存可能なので常備菜にもおすすめです。夕食やお弁当のおかずはもちろん、おつまみにも合いますよ。

切り干し大根の腸活ぱりぱりサラダ、おすすめの食べ合わせ

 今回ご紹介した、切り干し大根の腸活ぱりぱりサラダを食べる時は、ぜひ「海藻類」も一緒に食べてみましょう。理由は、切り干し大根には「不溶性食物繊維」が特に多いから。食物繊維には2種類があることもお伝えしましたが、その両方をバランスよく取り入れることが大切なのです。

 わかめや昆布などの海藻類には「水溶性食物繊維」が比較的多く含まれています。なので、不溶性食物繊維が豊富な切り干し大根と、水溶性食物繊維が豊富な海藻類の相性は抜群。ぜひ、もずく酢を添えたり、わかめ入りのお味噌汁なども一緒に食べてみてくださいね。

お手軽食材!切り干し大根で腸活しよう

 今回は、水戻し不要ですぐ作ることができる、切り干し大根の腸活レシピをご紹介しました。もやしや千切り人参をお好みで加えても美味しいですよ。

 生の切り干し大根の、独特のぱりぱり食感がやみつきです。ぜひ、一度お試しくださいね!

出典(※1)高橋 陽子「繊維質と食物繊維」(2011)
(※2)末田 香里、浅野 藍ら「切干大根の米飯摂取後の血糖上昇抑制効果」(2017)

「世界中の論文を基にした」根拠のある健康情報&「簡単・腸に良い・美味しい」腸活レシピを発信中!医療法人のプログラム監修や、腸活スクールも主宰しています!

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