Yahoo!ニュース

11月中、いつも夜食に作ってた「悪玉菌を減らし善玉菌は増やす」きのこの食べ方がスゴい!

 きのこは、好き嫌いが激しい気がしますが、克服してでも食べる価値がある!と思える食材です。(無理はしないでくださいね。笑)歴史的にも、古代エジプト人が治療のために食べていた記録があるそうな…。(※1)

 そこで今回は、知らないと損!と言っても過言ではない、きのこの美味しさ&効果を最大に高める食べ方をご紹介。サッと作れて、毎日食べたいくらいの腸活レシピです。名付けて「やみつき味噌きのこ」。研究報告を基に効果もお伝えするので、ぜひ一度お試しくださいね!

やみつき味噌きのこが腸活(健康)とダイエットに良い理由

 今日のレシピの最大のポイントは、「腸内の善玉菌を効率よく増やせる」こと!腸内には細菌が住みついていますが、日々変動するのでなるべく良い菌を増やすことが大切です。

 そして、きのこはその効果がズバ抜けて高い!具体的には、慶応義塾大学などが行った研究によると、以下の効果が期待できますよ。(※2)

1.腸内の有害菌を減らし、良い細菌を増やす効果

 洗剤に酸性やアルカリ性があるように、腸内環境も「弱酸性」「弱アルカリ性」に日々変化をしています。では、それが腸内環境にどのように関係するのか?というと、腸内細菌の住みやすさに影響を与えるのです。

 具体的には、腸内が弱酸性だと良い細菌(善玉菌)が増えやすく、アルカリ性に傾くと有害な細菌(悪玉菌)が増えてしまう…!そんな時、きのこには、腸内を弱酸性にして良い細菌を増やす効果があると報告されています。

2.免疫力を整える効果

 腸は、体全体の約7割の免疫細胞が集まっているので、まさに免疫力の要。きのこを1日50g食べることで、腸内を弱酸性に変化させ、さらに免疫力を整える効果も確認されました。具体的には、免疫にとって重要な役割を持っている抗体(IgA)の量が増加したのです。(※3)

 そしてさらに!今日の腸活レシピには、きのこの効果を最大まで活かすための秘密が隠されています。ぜひ日々の食事に取り入れて、きのこパワーを受け取っていきましょう!

 ここからは、そんな最強の腸活レシピをご紹介しますね!

<材料>やみつき腸活味噌ダレきのこ

好きなキノコ…200g(えのきやしめじなど)
たまご…1つ
片栗粉…大さじ2

(合わせ調味料)
☆味噌…大さじ2(できれば赤味噌)
☆みりん…大さじ2
☆お酒…大さじ2

<作り方>やみつき腸活味噌ダレきのこ

①キノコを細かく切ったらフライパンに優しく放り投げ、卵と片栗粉、塩コショウも振って混ぜる。(ボウルとかで混ぜてもOK)

今回はえのきとしめじをミックスしています!
今回はえのきとしめじをミックスしています!

②蓋して弱中火で両面を3分ずつくらい焼いたら、空きスペースに混ぜた☆調味料を入れる。そのままタレを煮詰めながら、絡めたら完成です!

味噌ダレではなく、お好みソースをかけても美味しい!
味噌ダレではなく、お好みソースをかけても美味しい!

 きのこには色々な種類がありますが、それぞれ含まれている成分が少し異なります。複数を組み合わせて食べることで、もっとも効果を期待できるのです!なので1種類でも作れますが、できれば2種類のきのこを使うのがおすすめですよ。

おかずやおつまみにも!味噌きのこで美味しく腸活しよう

 夕食などのおかずにはもちろん、おつまみとしてもおすすめです。ぜひ、今日の腸活レシピも一度お試しくださいね!

 その他の、腸活や健康、ダイエットに役立つ最新情報は、「Instagram」「Voicy」でもお伝えしています!ぜひ見にきてちょうだいね。(ざきママが待ってるわよ)

 そして、「毎日18時30分」を目安に更新しております。明日も見に来てくれるかな...?!いいともー!!(いやネタが古い)

 もし良ければ「フォロー」をしていただき、他の記事も読んでみてくださるとすごく嬉しいです!最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

出典(※1)Muthukumaran Jayachandran 「A Critical Review on Health Promoting Benefits of Edible Mushrooms through Gut Microbiota」(2017)

(※2)Changxia Yu「The Effect of Mushroom Dietary Fiber on the Gut Microbiota and Related Health Benefits: A Review」(2023)

(※3)Yuichiro Nishimoto「Dietary supplement of mushrooms promotes SCFA production and moderately associates with IgA production: A pilot clinical study」(2023)

 本記事は医療・治療アドバイスを提供しているわけではなく、レシピに付随した情報提供のみが目的です。診断・治療を必要とする方は、必ず医療機関での受診をしてくださいね。

「世界中の論文を基にした」根拠のある健康情報&「簡単・腸に良い・美味しい」腸活レシピを発信中!医療法人のプログラム監修や、腸活スクールも主宰しています!

腸活の研究家ざっきーの最近の記事