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端午の節句の祝い菓子、鹿児島の郷土料理「あくまき」とは

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和菓子研究家

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端午の節句が近づいてきましたね。柏餅やちまきをはじめ、こどもの日にちなんだ和菓子が和菓子屋さんに並ぶようになりました。

今回は、そんな端午の節句の際、鹿児島で食べられるという、鹿児島名産「あくまき」をご紹介します。

鹿児島県の農政課が運営する「かごしまの食ウェブサイト」によると、あくまきは、関ヶ原の戦いの際、薩摩藩の島津義弘公が日持ちのする兵糧として持参したのが始まりで、のちに子供の成長を祈る祝い菓子として、端午の節句につくられるようになったのだそう。

あくまきの「あく」は灰汁のあく。木灰でつくった木灰汁(市販品もあるとのこと)で、竹皮で包んだもち米(木灰汁に浸すなどの下ごしらえをしたもの)を煮たものです。

鹿児島の多くのお店で作られており、大手ショッピングサイトでも販売しているようなので、興味のある方は一度検索してみてくださいね。

さて、今回ご紹介するのは、桜島のイラストが印象的な、まるや食品さんの「あくまき」です。

鹿児島名産のあくまき
鹿児島名産のあくまき

持つとずっしりしており、重さは390グラム(袋に入った状態)ありました。

密閉されていることもあって一見硬そうに見えますが、指で軽く押してみると意外に柔らかいです。

温める前でも柔らかそうなあくまき
温める前でも柔らかそうなあくまき

パッケージ裏には美味しい頂き方やあくまきの由来についてあります。

まるや食品、あくまきパッケージ裏
まるや食品、あくまきパッケージ裏

原材料名を見てみると、餅米と木灰汁のみ。余計なものが入っていないのが嬉しいですね。

余計なものが入らない、まるや食品あくまき
余計なものが入らない、まるや食品あくまき

袋のまま熱湯で15分ほど加熱する、と説明にあるので指示通り鍋で茹でます。

あくまきを袋ごと温める
あくまきを袋ごと温める

熱々の袋を熱湯から取り出して開封します。袋から取り出すと、竹皮に包まれたあくまきが現れ、独特の香りが辺りに広がります。

独特の香りを持つ、鹿児島のあくまき
独特の香りを持つ、鹿児島のあくまき

あくまきはこのような形で包まれていました。

竹皮に包まれたあくまき
竹皮に包まれたあくまき

竹皮を開くと、まるでこんがり焼いたように見える、飴色に染まったお餅が現れます。

飴色に染まったあくまき
飴色に染まったあくまき

包丁でカットするとくっつきそうだった為、あくまきを縛っていた紐をぐるりと回してカットします。

紐であくまきを切る
紐であくまきを切る

カットしたものはこのような断面です。きな粉砂糖や黒蜜、わさび醤油などをつけて頂くのだそう。

あくまきの断面
あくまきの断面

きなこ砂糖(黒糖)を付けてみます。

あくまきをきなこ砂糖でいただく
あくまきをきなこ砂糖でいただく

灰汁の香りに少しくせを感じるため、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、お餅が驚くほど柔らかいです。もち米の粒が適度に残ることにより、モチモチなのに軽く感じました。

続いて黒蜜を掛けてみます。

きなこと黒蜜をかけてあくまきをいただく
きなこと黒蜜をかけてあくまきをいただく

黒蜜を掛けると、わらび餅のようになります。

最後にわさび醤油。

わさび醤油であくまきをいただく
わさび醤油であくまきをいただく

飴色のお餅のため、写真で見るとステーキやハンバーグのように見えますね。

醤油を合わせると、さっぱりとします。甘いものとしょっぱいもの、交互に食べていたら、あっというまにお餅がお腹の中に消えてしまいそうです。

鹿児島で端午の節句に食べられるという餅菓子「あくまき」、もし見かけたらぜひ一度、召し上がってみてくださいね。

今回ご紹介したお店とお菓子

まるや食品

あくまき 参考価格不明 筆者は1本648円で購入しました。

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