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【子供の日】お子さんと一緒にいかが。和菓子の練りきりでつくる鯉のぼり。関東風練りきり使用

decocookie和菓子研究家

今回は手作りの練りきり生地を使って、こどもの日にぴったりの鯉のぼりを作ります。練りきり生地は関東風(白あんと求肥または餅類を使うもの)を使用します。

練りきり生地の作り方(レシピ)や、関西風との違いなどが気になる方は、先日公開した記事に詳しく書いてありますので、よかったらご覧ください。

練りきりレシピの記事

「練りきりは関東と関西で異なる? GWは日本の伝統和菓子「練りきり」を作ってみませんか?」

それでは材料と作り方です。

材料


練りきり 白
練りきり 青(またはお好きな色)
こしあん 俵型に丸めておく
こしあんと白練りきりを少々

必要な道具


ラップ
めん棒(無くてもできます)
スプーン
絞り袋の口金(無い場合は先の細い小さめのスプーン)

練りきり、鯉のぼりの材料です
練りきり、鯉のぼりの材料です

分量を計る必要はありませんが、練りきりの白と青は同量程度にします。全部合わせて40グラム以下に抑えるのがお勧めですよ。また、材料となる練きり生地やあんは、あらかじめ丸めておくか、俵型にしておきます。

まずは、白と青の練りきり生地を俵型に伸ばして両方をくっつけます。

白と青の練りきり生地をくっつけましょう
白と青の練りきり生地をくっつけましょう

中央を指先でぼかします。

中央(色の分け目)を指先でぼかします
中央(色の分け目)を指先でぼかします

うまくぼかせたら、ラップの上に生地を乗せ、その上からラップを乗せて、めん棒または手で平たく伸ばします。

めん棒を使って平たく伸ばす
めん棒を使って平たく伸ばす

このくらい伸ばしたら生地を裏返します。

このくらいまで伸ばします
このくらいまで伸ばします

生地を裏返したら上面のラップを取り、こしあんを中央に置きます。

中央にこしあんを置きます
中央にこしあんを置きます

そのままラップごとくるりと丸めます。

ラップごとくるり。楽しいですよ!
ラップごとくるり。楽しいですよ!

ラップを剥がすと、鯉のぼりのベースができます。

鯉のぼりのベースができました
鯉のぼりのベースができました

続いてエラづくり。濡らして軽く拭いたスプーンを滑らせるように動かして、線を二か所入れます。水で濡らした竹串でもOKです。

スプーンで鯉のエラをつくる
スプーンで鯉のエラをつくる

次は鱗づくり。濡らして軽く拭いた口金を差し込んで鱗を作ってゆきます。

鯉の鱗をつくる
鯉の鱗をつくる

口金がない場合は、先の細いスプーンを使ってもできます。ただ、小さい練りきり生地(何色でも可能)を丸く伸ばしていくつか貼り付けるだけで、鱗っぽくなりますよ。

最後に白練りきりとこしあんで瞳を作ってゆきます。

鯉の白目を入れる
鯉の白目を入れる

黒目は大きい方が親しみやすい雰囲気になります
黒目は大きい方が親しみやすい雰囲気になります

瞳を入れたら完成です。今回は青色で作りましたが、他の色でも可愛らしい鯉のぼりができますよ。

練きりの鯉のぼりの作り方は動画でもご紹介しています。よかったらご利用くださいね。

■調理をする前に

動画では、見やすいように素手で作業していますが、ご自宅で行う和菓子作りは、感染症予防のため、調理用手袋をすることをお勧めしています。

和菓子研究家

YouTubeにて日本のお菓子と菓子作りを海外に紹介する菓子専門チャンネル「decocookie channel」を運営。伝統的な日本の菓子づくりだけでなく、今現在、海外で人気のある日本の菓子や知育菓子まで、幅広い日本の菓子を紹介しています。Yahooでは、奥深い和菓子を様々な角度からご紹介できればと思っています。

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