（YouTubeへのリンクです→） 【DT50エンジン 腰下分解②】クランクケースの分割に挑戦！クランクとミッションは生きているのか？ベアリングは？フルオーバーホール挑戦 ≪甦れ！青春バイクＤＴ50③≫

ヤマハ ＤＴ５０（初期型？）をレストアしております。

（ヤフーオークションでたまたま見つけて、44,444円で衝動買いしちゃったものです）

エンジンがやばいことになってると知りつつも、44444円という価格に釣られてヤフーオークションで、DT50を衝動買いしてしまったのが前回までのあらすじ

というわけで今エンジンは、ご覧の通りまな板の上の鯉状態

無事、クランクケースリムーバーが届いたので、今回はエンジンを分解していきます

使い方、これであってるのかな？

実は、こんなちゃんとした道具（安物だけど）を使うなんて初めての経験。

本編動画の中でも語っておりますが、実は私エンジンの腰下分解って、はるか20年以上昔に一度やったっきりなんですよ。しかもその時って･･･　ハンマー片手に、ほとんどチカラ任せで破壊的に分解したので、正式な手順もクソもない状態。

つまりは、エンジンの腰下に関してはほぼ初体験。素人です。なので、今回は緊張しながら作業しているのです（本当）

というわけで･･･

さぁ、開けてみますよ…

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

ハンドル回すと･･･　

いきなり「ぱきっ！！」という音。

ほわっ！！　開いてきてる～！！！！

とか言いつつも、全体が均等に開かなかったりで…

あっちを回して、こっちも回して、ポカポカ叩いたりしながらなんとかエンジンオープン！！

(ここら辺の苦戦ぶりは動画の方をチェックしてください)

そして、目の前に現れたエンジンの内部はご覧の通り

クランク錆サビやん…

ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ

だけど、表面の錆と、ベアリングの動きは関係ないわけで、わずかな希望を持ってベアリングをチェック

そして、エンジンが動かなかった原因が分かりました

クランク横にある大きなベアリング二つ

サビサビになってほとんど動かない状態…

よかった、それならこのエンジンは死んでない

良くはない状態だけど、よかった。

ぶっちゃけた話、これを交換すればこのエンジンは復活するということです (/･ω･)/ヤハーイ

よっしゃ、よっしゃ、これならベアリング交換だけでなんとかなりそうじゃん？ と、思った矢先のこと

動きが悪くないと思ったクランクをもっとしっかり観察してみたら…

あ…

コンロッド大端部のニードルベアリングが粉砕していることが発覚

はい、クランク死亡確定

ｵﾜﾀ＼(^o^)／

正しくはクランクを分解してベアリング交換は不可能ではないのですが、とても素人が手を出せるような代物じゃない

組み立てのバランス取りや精度がシビアに要求されるのでプレス機を手に入れたところで、とてもやれるようなものじゃないのです

そしてね… もっと悲しいことに、このクランクを新品で買おうとするとウン万円するのは当たり前のことなので…

というわけで、このエンジンは死亡しているということが確定いたしました。経済的全損ってやつですね

ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ

～∞～∞～∞～∞～∞～∞～∞～∞～∞～∞～∞～

とかなんとか、わりと絶望的なことをつらつら書いてきましたが… まぁ、割と予想の範囲内の出来事ではあります(;´д｀) できればこのクランクを使ってエンジンを復活させたいという希望はありましたが、ここまで傷んでんだったらしょうがない。

というわけで、一部予定を修正致しまして、DT50のレストアはまだまだ続きます。まず最初にやるべきはベアリングを一通り新品を揃えること。

そして、その作業の合間に、シリンダーやピストンシリンダーヘッド、そしてクランクのほどほど程度の良さそうな中古品を探しておきます。実働エンジンからバラしたもんだったら、まぁ間違いないでしょう

というわけで、次回はエンジンを洗浄してベアリングを組んでいきますよ

⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!

レストアはまだまだ始まったばかりです♪

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