【大勝利】ゴムの黄ばみはもう怖くない! 『日光漂白』の効果は本物だった
古~~いバイクの昔は白かったハンドルグリップのゴム。
経年劣化ですっかり黄ばんでしまっているのですが ・・・ これを白くキレイにしてみたいのですよ。色々調べてみると、日焼けや経年劣化で黄色く変色してしまったプラスチックやゴムは、「漂白剤 + 日光浴」で漂白できるらしい?ので挑戦してみました。
ゴムやプラスチックの黄ばみを白くする「酸素系漂白剤+日光浴」
新品の頃は白くて綺麗だったのに ・・・ いつの間にか黄色っぽくなってしまう現象が「黄ばみ」。プラスチックやゴムが日焼けや紫外線によって表面が化学変化を起こしてしまったのがその原因と言われています。
パソコンのキーボードやリモコン、電化製品などなど。一度黄ばんでしまうと洗剤で掃除しても白く戻ることはないので、機能的には問題なくても見た目が古臭くなってしまうので何とかしたいところですよね。
化学変化で変色したものは化学変化で戻すことができるらしい?です。古いゲーム機やパソコンの外装部品を漂白するのを「レトロブライト」と言うそうですが、ゴム部品でも同様の効果が望めるそうなので、今回はネットでも定評がある「漂白剤+日光浴」でゴム部品の漂白をしてみようかと思います!!
●用意するものと作業方法
使うのは「酸素系漂白剤」と、太陽の光。
今回は≪ワイドハイターEX≫を使ってみます。
①酸素系漂白剤をお湯に溶きます
濃度は漂白したいものの黄ばみぐあいで調整するそうですが、今回はぬるゆま湯1Lに対して、酸素系の漂白剤(約30mL)の割合でやってみます。
②酸素系漂白剤を溶いた水に漬けて太陽光に数時間~数日当てる
軽い黄ばみならば天気の良い日で5時間ほど、酷い黄ばみなら様子を見ながら数日間、日当たりのいい場所を選んで日光浴させます
とりあえず5時間経過の状態↓↓↓ ↓↓↓
もうちょい白くしたかったのでさらに一日経過↓↓↓ ↓↓↓
かなり ・・・ 白くなってるよね??
③取り出した後は、漂白剤の成分が残らないよう水洗いをして日陰でしっかりと乾かしてください。
果たして結果は? → 驚きの白さへ!!
如何でしょうか? おおお~!白くなってる!!
大げさでも何でもない。並べれば一目瞭然。文字通り「驚きの白さ」っ!!!
酸素系漂白剤の中のナントカって成分が紫外線にあたることによって、カントカっていう化学反応を起こすらしいですが・・・そんなことよりなにより、この古いグリップが白くなったことが何よりの動かぬ証拠です。
そして、懸念だったゴムの「柔軟性」についてですが、二日ほど漂白剤に浸けていたにも関わらずほとんど変化なし。柔らかいままだったのでこれも驚きでした。
これは ・・・ 今後のバイクレストアに役立ちそうです♪
これを読んでいる皆様のお役に立てれば嬉しいです。今回もご視聴ありがとうございました~!!
※作業は必ずビニール手袋を付けて行いましょう
※思ったより白くならなかった場合は、より濃くするか、より長い時間浸けおくといいようです
※漂白反応は汚れの原因や素材によって異なるため確認しながら自己責任の範囲でチャレンジしてみてください