【仙台市】見かけると食べずにいられない、甘栗の魔力「イシイの甘栗」
私、ここを通るたびについ買ってしまうんです。
青葉区定禅寺通り、メディアテークの向かいにある「イシイの甘栗」。
こんにちは~、甘栗くださ~い。
値段が細かく設定されています。
700円で160g(18粒前後)
1000円で230g(30粒前後)
1500円だと370g……というように、予算によって量を選べます。この細かさがありがたい。
今回はお土産じゃなく自分用なので、お得な簡易袋で。注文してから温かい甘栗を袋詰めしてくれます。袋の上からでもほかほか。
家に帰って、コタツの上で開けましょう
たくさんの甘栗、なんか幸せ。
ところで、甘栗って何でこんなに甘いんだろ。煎るときに甘味になるようなものを加えるのかなぁ。
店長に伺ったら、何も加えず、釜を使って焼いているだけとの返事。
秘密は栗の種類にあるようです。中国は万里の長城の北側、とっても寒い地域がこの栗の産地。寒暖の差によってとても甘くなるのです。生で食べても甘みを感じられるほどに。そこの栗でなければ甘栗にはならないそうです。
ちなみに日本の栗は甘みが少なく、渋皮がむけにくいので甘栗には向かないとのこと。
そんな最高品質の栗を直接買い入れて、さらに選別します。また、お店で焼き上げた後も虫食いや割れなどの不良品を手作業で取り除いています。手間をかけてるから美味しいものが出来るのですね。
遠く中国の栗林に思いを馳せつつ、栗をむきましょう。
栗の殻に爪や歯で横に切れ目を付けます。「イシイの甘栗」では、くりわり君っていう小道具が付いてきます。
切れ目を入れたら、指で両側から押して殻をペキッと2つに割ります。殻を外して栗の実をコロッと取り出しましょう。
これが上手くいくと嬉しいですよね。なにか達成感があります。
上手くいかないときは、温めるとむきやすくなるそうです。フライパンで乾煎りするかトースターにかけます。実際にトースターで2分温めたらきれいにむけました。これ、おすすめ。ただ、電子レンジは栗が破裂する恐れがあるので要注意。
さぁ、きれいにむけた甘栗を丸ごと口の中へパクッ! ホクホクおいし~。これが自然の甘みか~。むいてはパクッ、むいてはパクッ、失敗してもパクッ、止まらなくなっちゃいます。
この寒い時期、みんなでコタツに入って甘栗をおやつにしてはいかがですか。上手にむけた~!とかワイワイしながら。
お店への行き方です。定禅寺通りのケヤキ並木を西公園の方にのんびり歩いて行ってください。メディアテークの向かい側にあります。分かりやすいですよ。
【店舗情報】
イシイの甘栗 仙台店
・営業時間 10:00~19:00
・定休日なし
・仙台市青葉区立町26-17
・022-712ー0255