こんにちは！ 仙台地域クリエイターのドジボです。
今日ご紹介するのは、40数年前から仙台市民に愛され続けている「番丁ラーメン」です。

私が若者だった頃から食べてきた味。当時は東一番町にありましたが、20年ほど前に仙台駅前のハピナ名掛丁アーケードに移転しました。

今の場所はちょっと目立たないので、知らない若者も多いのではないのでしょうか。ぜひぜひ、仙台のおっちゃん達が青春時代から愛した味を食べてほしいのです。

番丁ラーメン。看板に「人気の中心」と書いてあります。

店内はカウンター席だけ。調理場を囲むようにＬ字に11席あります。

メニューはラーメン4種類。醤油、みそ、塩、そして店名を冠した番丁ラーメン。いずれも850円。あとは餃子400円と瓶ビールのみ。なんとも潔い。

その中でも番丁ラーメンが注文の8～9割を占めるほどの人気だそうです。私が食べたときも、周りを見るとほとんど番丁ラーメンでした。

もちろん今日も番丁ラーメンを注文します。

さぁ、出来上がってきました。

醤油ラーメンの上に、特製のみそ餡が乗っています。玉ねぎと挽肉の入った、このみそ餡が特徴なのです。

麺は中太麺。濃い目のスープによく合います。

醤油スープととみそ餡が合いまった、他では食べたことのない美味しさ。
どんな味かと言うと、う～ん、なんと表現すればいいのか。醤油とみそが合わさっただけと言う単純なものではなく、基本醤油味なんだけどコクがあって、癖になる美味しさなのです。これはもう「番丁ラーメンの味」としか言いようがありません。

または「仙台のおっちゃん達の青春の味」でしょうか。

時々思い出しては無性に食べたくなります。
今、青春真っ只中の若者の皆さんも、ぜひぜひこの旨さを味わってみてください。

お店は街のど真ん中にあるんですが、ちょっと目立たない場所なので、詳しく道案内します。
まず駅前のハピナ名掛丁アーケードを入ります。

すぐ右手に、白い看板の並ぶ地下街への入り口があるので、階段を下ります。

昭和感漂う地下街を進むと、右手に番丁ラーメンがあります。

こうやって説明すると簡単なんだけど、ただ歩いていたんでは見つけにくいんですよね。
若者には新鮮な味、昔若者だった人には懐かしい味が待ってますよ。