こんにちは、ドジボです！
今日ご紹介するのは、仙台駅東口すぐの所にある『櫻井商店』。

見たとおり、お酒を販売している普通の酒屋さん。実はここ、お店の中にカウンターがあってお酒が飲めるんです。

子供の頃、近所の酒屋のレジ周りで、おっちゃん達が立ってお酒を飲んでいるシーンをよく見かけました。缶詰をツマミにコップ酒で。子供心に、酒飲みのツウだなぁと思ったものでした。
こういう飲み方が「角打ち(かくうち)」と呼ばれています。

櫻井商店は、角打ちの現代版、おしゃれ版ってとこでしょうか。気軽に入れるので世代を問わず賑わっていて、女性のお客さんも多いそうです。

仙台駅東口の真ん前。東口を出て、ヨドバシ寄りのエスカレーターを降り、信号を渡れば、はい櫻井商店。
入り口が開け放たれているので気軽に入れます。

店内には立ちテーブルが２つとカウンター、それに樽テーブルがあります。ここで立ち飲みするのです。大きなモニターも２台。楽天イーグルスの試合があるときは、お客さん同士で盛り上がりまくるそうです。

立ち飲みするときは、レジ横の券売機で食券を買ってカウンターに持って行くというシステム。

タッチパネルで飲み物を決めます。日本名門酒会加盟店となってるから日本酒にしようか。でも仕事帰りなので、喉はもう、生ビールを流し込んでくれと叫んでいます。
「よしよし私の喉よ、しばし待つのだぞ」
画面のビールのタブを押して、銘柄を選んでポチッ。生ビールも一種類だけではないんですね。さすが酒屋さん。

ツマミもいろいろあります。

炙りエイヒレ280円、たこわさ280円、水餃子330円などなど、美味しそうなメニューが並んでて、しかも安い。唐揚げ、玉コン、焼きそばまでありますね。
その中から選んだのは、気仙沼ホルモン380円。

食券をカウンターへ。まずは生ビールです。

パーフェクト黒ラベル中ジョッキ380円。これもリーズナブル。
「おつかれさん」と自分に呟いて、喉に流し込みます。
おっと、今日はチョイ飲みで一杯だけと決めて来たので、一気に飲み干さないように注意せねば。

気仙沼ホルモンも出来上がって来ました。

ビールとのタッグ、最強です。
気仙沼ホルモンは、県北の港町気仙沼市周辺のソールフード。色んな部位の豚ホルモンをニンニク味噌のタレで漬け込んで焼いたもの。食べ方も独特で、ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に口に運ぶのです。

みそ味が旨～い！ キャベツ千切りと食べると、焼肉屋とはまったく違った味になります。これが気仙沼の郷土の味なんですね。

角打ちよろしく棚の缶詰をツマミにするのもあり。

写真の缶詰は撮影用にちょいと拝借。もちろん許可をもらって。

黒板には本日のおすすめ日本酒が。

その他にもウイスキー、酎ハイ、ワインなどなど色々あります。そりゃ酒屋さんだもの、種類豊富なわけですよね。

今日は生ビールとツマミでのチョイ飲み、締めて760円で楽しめました。

これから暑くなるので、仕事帰りに一杯ビールを引っ掛けるも良し。飲み会前の景気付け、待ち合わせの時間調整など、いろんな利用が出来そうですね。

そうそう、夏に向けてイチオシの日本酒を教えてもらいました。

銘酒浦霞の『夏詣酒(なつもうでざけ)』。
宮城県産ササニシキを使った純米吟醸酒。夏越しの大祓いでお祓いを受けた、幸運を招く縁起酒と謳っています。数量限定で予約を受付中だそうです。

酒屋さんでの気軽なチョイ飲み、あなたもいかがですか。

最後に。入り口にこんなのがありました。『ジョッキ、グラス、ご自由にお持ち帰りください』ですって。ジョッキほしい。