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【仙台市】こんな鍋焼きうどん初めて!老舗そば屋自家製の細うどん。喉越しツルツル、味染みこんで旨い

ドジボ仙台情報クリエーター(仙台市)

こんにちは、仙台情報クリエイターのドジボです。
住宅地で車を走らせていたら、左目の隅っこに一瞬『鍋焼きうどん』ののぼりが映って過ぎました。
「鍋焼きうどんが食べたい」と唐突に思いました。
刷り込み効果なのかサブリミナル効果なのか。季節のせいかもしれません。いや、単に空腹のせいかな。車をUターンさせてそのお店に入りました。仙台市宮城野区鶴ケ谷のそば屋さん『三㐂(みき)』です。

店の前にある7台分の駐車スペースはほぼ満車。店内も、閉店時刻の15時に近いというのに、たくさんのお客さんがいました。小上がりにテーブルが4卓、カウンター席が7つ。

メニューはこちら。温かいそば、うどん。

こっちは冷たいものと丼もの。

いろいろありますが、私の口はもう鍋焼きうどんになってます。「すみませ~ん、鍋焼きうどん下さい」と注文しました。

お茶の代わりに出されたのは、お店のスタッフが味付けと呼んでいたもの。

出汁をそば湯で割ったものだそう。一口すすると、美味しい~。ざる蕎麦の最後に飲むそば湯ですね。食欲を増してくれます。

さぁ、鍋焼きうどんが出来上がって来ました。

具がいろいろ入っていてカラフルです。でも、あれ?よ~く見るとうどんが細い。鍋焼きうどんと言うと、太いうどんが茶色くなるまで煮込まれているイメージを持ってたけど、このうどんは白く細いんです。へ~、こういう鍋焼きうどん初めて。麺がピカピカしてます。

持ち上げるとやっぱり細い。チュルチュルチュル~。おお!滑らかでのど越しがいい~。こんなに細いのに弾力もある。「これ、いいじゃん」と思わずひとり言が漏れました。

こちらのお店は創業42年の老舗。蕎麦もうどんも自家製で、のど越しと食感にこだわって作っているとのこと。そのこだわり、しっかり伝わってます。稲庭うどんのような、山形の麦きりのような、ツルツルすべすべの食感でした。

このときは前情報なしでお店に入ったけど、後からヤフーで調べたら、この細うどんが人気なんだそう。なるほど納得です。

麺だけではなく出汁も美味しい。すっきり澄んで優しい味。

具も手が込んでいて楽しい。カニかまの磯部巻き。

インゲンのかまぼこ包み。

その他に、甘く煮た油揚げとしいたけ。卵はしっかりとしたゆで卵。野菜はかぼちゃ天とインゲン天が入ってます。そしてもちろん、無くてはならないエビ天も。

鍋焼きの天ぷらは、煮込まれてトロトロになった衣が好きなんですよね~。

うどんは食べてるうちに汁が染み込んで、味が濃くさらに美味しくなってきました。その分、太く柔らかくなるのですが、それはそれでまた違った食感を楽しめるというもの。一鍋で二度美味しいってやつですね。
汁まで飲み干して、ごちそう様でした。

今日はうどんを食べたけど、こちらはそば屋さん。日本三大そばの一つ、長野の戸隠そばとのこと。ちなみに三大そばとは、戸隠と島根の出雲そばと岩手のわんこそばを指すそうです。知らなかった。てか、わんこそばしか知らない。

お店で注文の声を聞いてると、やはりそばを食べてる人が多かったです。隣のテーブルを横目で覗くと、細く白っぽい喉越しの良さそうな麺でした。次回は戸隠そばを食べてみましょうか。みなさんも是非。

【そば処 三㐂(みき)】
営業時間:11:00~15:00
定休日:水曜、木曜
電話:022-251-4825
仙台市宮城野区鶴ケ谷8-2-22
道路沿いですが、店舗が少し引っ込んでいて見えづらいのでゆっくり走ってね

仙台情報クリエーター(仙台市)

仙台を拠点として動き回っています。冬は近県でスキー、夏はマラソンとゴルフ、時々カヤック。そして旨くて安い店でガッツリ食べる。仙台のマニアックな情報をお伝えします。

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