私は、整理収納のプロとして2007年から広島を拠点に活動しています。

ここでは、みなさんの「お片付けのお悩みを解決する」ため、ちょっとした収納術や考え方について配信しています。なにより、私はきちんとした人ではなくて「めんどくさい」が口癖になるくらいのめんどくさがり屋です。

少しでも家事を軽減できる収納や家事方法をいつも考えています。キッチンに最初から設置させているツールや普通は置くというツールについて書いてみます。

手入れや手間が増えるモノを見つけて取り除く！

めんどくさいこと、掃除嫌いな整理収納アドバイザーの私が自宅キッチンで「取り外してよかった」キッチンツールを5つを紹介します。

1.排水溝の蓋

蓋がなければ中が丸見えですが、蓋を洗う行為が減ります。また、見えているので、ゴミの捨て忘れも防ぐことができます。

2.洗剤スポンジラック

蛇口のそばに設置されているため、水に濡れている可能性が高く、ヌメヌメになりやすい。また、シンプルなラックは洗いやすいけれど、複雑な形のモノは洗いにくい。

これを解消したのが、洗剤は使う時だけ出しておくこと。

スポンジは、シンプルなラックに変えて、設置場所も下の画像のように、手前にする。蛇口から離れているので、水に濡れにくく乾きやすい。

3.三角コーナー

三角コーナーは生ごみを入れる特性上、ぬめりが出て匂いの原因にもなります。毎回洗う手間を省くため、代わりにビニール袋をかけるラックを設置しました。このラックは使わないときは水筒の水切りにも使えるし、使わない時は畳んでコンパクトになります。

4.水切りカゴ（※食洗機ありの場会）

水切りカゴはキッチンシンクの上で大きな存在があるため邪魔になりやすく、水切りの下に溜まる水を流したり拭き取ることを意識していないとあっと言う間にぬめりが出てきます。

食洗機のある場合は撤去できるモノの一つです。ただし、食洗機だけでは解決できないモノのためにシンクの水切りラックを設置します。シンプルな形を選べばお手入れも簡単ですし、使わないときは簡単に移動できて場所も取らないため、シンクを広く使用できます。

5.ゴミ箱の蓋

蓋付きのゴミ箱は、ゴミを捨てるときには、蓋を開けて捨てるとアクションが増えます。我が家では、臭いが出ないゴミを捨てるゴミ箱の蓋を取り外してみました。見た目はイマイチですが、ゴミ捨てが楽になりました。

6.まとめ

あるのが当たり前と思っているモノも取り外して見ると楽になることあります。今回は、我が家で取り外したキッチンツールの中でも、お片づけサポートのクライアント様に提案して喜んでいただけたモノを優先的に紹介しました。

取り外して「すぐに捨てる」のではなく、まずは「ない」を試してみてください。

7.私のYouTube紹介

今日のテーマの方法を動画をアップしています。よろしければ合わせてご覧ください。

筆者　江川　佳代【江川佳代整理収納コンサルタントオフィス代表】

「収める」だけの収納ではなく、家族構成など個々のライフスタイルにあった、整理収納法や働き方改革につながるオフィスの環境改善の研修、セミナー、コンサルティング、収納サービスを実施。企業・学校・PTA・自立就労支援団体・イベントなど多方面からの依頼多数。

整理収納アドバイザー1級認定講師として、全国の整理収納アドバイザー育成にも力を注いでいる。「片づけを通じて人間力を磨く」を理念に、2014年一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所を設立、理事就任。

サービス内容→ホームページ

ラク、簡単、時短の収納や暮らし方→YouTube動画

効率重視の暮らし方＆時短収納＆料理＆アラフィフファッション→Instagramはこちら