こんにちは。
美味しいものが大好きなellyです。

昭和感がただようレトロな喫茶店で飲むコーヒーはより深い味わいに感じますよね。落ち着いた雰囲気で流れる時間もゆっくりしています。

今回は、自家焙煎にこだわりがあり、昭和の俳優のようなマスターが素敵な喫茶店『珈琲社中』を紹介します。

コーヒー豆は毎晩焙煎！自家製へのこだわりをもつ珈琲店

珈琲社中は芝大神宮の近くにあるお店です。

店内には焙煎機が設置されており、今でも毎晩稼働しています。本格的な焙煎機で焙煎したコーヒーを飲めるのは、港区の中ではかなり珍しいです。

舘ひろしを彷彿とさせる顔立ちの長身のマスターが印象で、ノスタルジックな喫茶店のウェイター姿でコーヒーを淹れている姿が様になります。あまり話好きではなさそうな第一印象でしたが、話してみるととても気さくな方でした。

席数はカウンターとテーブル席で20席ほど。土日祝はマスターが一人で切り盛りしています。お客さまにゆっくり時間を過ごしてほしいという思いから、相席にはしないそうです。

祝日の夕方に行ったのですぐお店に入れましたが、平日のランチタイムは近隣に勤めるサラリーマンで混みあうとのことでした。

サイフォン式でじっくり抽出した自家焙煎コーヒー

珈琲社中のコーヒーのこだわりは自家焙煎であること。
お好みの産地と煎り方のコーヒーを選択できます。
コーヒー通でなくても、煎り方と風味を確認できるメニュー表がありますので、参考にしながら好みの味を探せます。

今回は「バリエーション」からバラの形をしたクリームが乙女心をくすぐるウィンナ・コーヒーを注文しました。クリーミーながらも、コーヒーのコクと苦みも感じられます。

チョコレートの自家製シフォンケーキ

フードメニューは、トースト類とスイーツ。

トースト類は全体的にボリューム感があります。レトロ喫茶ならではのボリューム感です。
スイーツの中でもプリン、フロージュ、シフォンケーキは手作りで、その他のケーキはケーキ屋さんから仕入れているとのことで、入口のショーケースに並んでいます。

今回は、チョコレート味のシフォンケーキを注文しました。
大きめでボリューム感があり、ふわふわで素朴な味です。コーヒーと合い、さっぱりしたクリームをつけて食べても美味しいです。

最後に

ノスタルジックな店内でゆったり過ごすのもいいですし、カウンター席で気さくなマスターと話ながら過ごすのも楽しそうでした。

渋くて素敵なマスターがいるレトロ喫茶で、こだわりの自家焙煎コーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。