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【日光市】元気いっぱい満開です「いずみネットワークのヒマワリ畑」地域の皆さんの心も花も持ち帰り自由!

フルリーナYocトラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

今年も日光市和泉地区の長閑な田園風景の中に、見事なヒマワリ畑が出現しました。
地域の皆さんが大切に育ててくださった、元気いっぱいの愛らしいヒマワリの花々です。ヒマワリの花は撮影はもちろん、なんと持ち帰りも自由! ヒマワリの花々に囲まれて花を摘み取っていると、地域の皆さんの思いと花々から、元気をもらえる気がします。ハサミも用意されているので、カメラorスマホを手に、ヒマワリを見に行きませんか。

ヒマワリの花と、笑顔を持ち帰ろう!

2023年8月13日午後4時頃撮影
2023年8月13日午後4時頃撮影

この見事なヒマワリ畑を生み出しているのは、地元、日光市和泉地区の皆さん。2016年から休耕田を利用して、毎年6月に種をまき、見事なヒマワリを咲かせてくださっています。

ヒマワリの花々は、なんと持ち帰り自由! ちゃんと、ハサミまで用意してくださっています。

しかも、ちょっと離れた場所には、元の場所まで返しに行かなくてもいいように「ハサミ返却所」まであるんです。

こちらは「景観をご配慮ください」の看板。ついつい場所を考えずに摘み取りそうになってしまいますが、この一言を見ると自分だけでなく、ひまわり畑を楽しむ他の人たちのことにも、思いが及びますよね。

持ち帰りのヒマワリを手にした子供たちも大人も、みんな嬉しそう!
ヒマワリと一緒に笑顔も持ち帰れそうです。

ヒマワリの様々な表情を楽しもう!

ヒマワリというと「向日葵」の字の通り、太陽に向かって咲いている…というイメージがありますが、実は太陽を追いかけるのは蕾のころまで。完全に花が咲くと向きが固定され、大概は東向きに固定されるそうです。

ヒマワリの花はキク科の花。ヒマワリも含めてキク科の花は、一つに見える花の中にたくさんの花が集まってできています。ヒマワリの外側の黄色い花びらに見える部分は「舌状花」で、花の中央の部分には小さな「筒状花」が集まっています。舌状花は雄しべが無く雌しべも不完全で種を作れませんが、小さな筒状花の一つ一つには雄しべと雌しべがあり、それぞれの筒状花が種を作ります。舌状花は種を作ることはできませんが、受粉をするために虫にアピールする役目を持っているのだそうです。2種類の花が助け合って、種を作るシステムもすごいなあと思います。

そんなヒマワリが、いっせいに太陽が昇る東を向いて咲いているのを見ると、なんだか元気をもらえるような気がします。

そしてまた、後ろ姿のヒマワリも可愛い! ヒマワリ畑の北西から南東にはJR日光線も走っているので、電車の運行時刻に合わせていくとヒマワリと電車の写真も撮れますよ。

ヒマワリの花と元気を持ち帰ろう!

晴れの日も雨の日も、まるで笑っているように元気な姿を見せてくれるヒマワリの花。
日光市和泉地区の皆さんが、土を耕し、種をまき、大切に育てて咲かせてくれた花々を見ていると、優しさと元気が心に届いてきます。

2022年8月16日正午ごろ撮影
2022年8月16日正午ごろ撮影

昨日筆者がヒマワリ畑に行った夕方は曇っていましたが、青空の下に咲くヒマワリの風景はまるで一枚の絵のようです。 また、朝日を浴びるヒマワリ、夕焼けとヒマワリのコラボなど、ドラマチックな写真も狙ってみてくださいね。

最後に、昨年のいずみネットワークのヒマワリ畑の動画を。
日光市和泉地区の皆さん、ことしもすてきなヒマワリ畑を見せてくださって、ヒマワリの花々を届けてくださって、ありがとうございます!

いずみネットワーク ひまわり畑
住所:栃木県日光市和泉282−2
駐車場:あり MAP
MAP: いずみネットワーク ひまわり畑

トラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

自然と美味しいものが大好きな食いしん坊。宇都宮在住ですが、ばばちゃまをのせた車いすを押して、大好きな日光&鹿沼あたりにあちこち出没しています。Yahooエキスパート、たびハピ、日光市公式観WEB日光旅ナビ、いちご大学などに寄稿しています。

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