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奥日光・紅葉が一挙に見頃!今週末行くならココがおススメ 10月20日最新情報

フルリーナYocトラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

奥日光の紅葉は10月20日現在、一挙に見頃を迎えています。湯ノ湖・湯滝・戦場ヶ原・龍頭ノ滝・中禅寺湖畔・華厳の滝・半月山展望台・いろは坂などの10月20日現在の紅葉状況と見どころをお届けします。

奥日光湯元温泉:見頃

奥日光湯元温泉・湯ノ湖畔は、紅葉のピークを迎えています。今週末は彩りも鮮やかな美しい紅葉を楽しめます。

奥日光湯元温泉

湯ノ湖畔広場 2023年10月16日撮影
湯ノ湖畔広場 2023年10月16日撮影

湯ノ湖畔には、ところどころにベンチやテーブルも置いてあるので、紅葉狩りピクニックランチにも最適。

日光山温泉寺 2023年10月16日撮影
日光山温泉寺 2023年10月16日撮影

日光山輪王寺別院・日光山温泉寺周辺も美しく彩られています。
奥日光湯元温泉は788年に日光開山の祖「勝道上人」が発見した歴史ある名湯。日本で4番目に濃い硫黄温泉は、体の疲れも優しく癒してくれます。日光山温泉寺の薬師湯をはじめ、奥日光湯元温泉のホテルや旅館の多くでは、日帰り入浴も楽しめます。

日光山温泉寺
所在地:栃木県日光市湯元2559.
電話:0288-62-2531
日光山温泉寺HP(日光山輪王寺HP)

足湯・あんよのゆ 2023年10月16日撮影
足湯・あんよのゆ 2023年10月16日撮影

温泉に入る時間のない方は、無料で楽しめる足湯「あんよのゆ」もありますよ。あんよのゆ周辺の紅葉も見事なので、紅葉狩りと足湯を同時に満喫できます。

あんよのゆ
所在地: 栃木県日光市湯元日光市湯元2549
奥日光湯元温泉旅館協同組合HPリンク(日帰り温泉案内あり)

湯ノ湖畔:見頃

湯ノ湖畔(北岸・奥日光湯元温泉側) 2023年10月16日撮影
湯ノ湖畔(北岸・奥日光湯元温泉側) 2023年10月16日撮影

湯ノ湖は、湖畔沿いを1時間~1時間半歩く、アップダウンのないハイキングコースも用意されています。ゆっくり歩くからこそ出会える秋の風景、ぜひお楽しみください。

湯ノ湖・奥日光湯元温泉
アクセス:JR・東武日光駅から「湯元温泉」行きバス乗車1時間20分、「湖畔前」バス停下車すぐ
奥日光ハイキングコース(湯ノ湖畔):mapリンク(奥日光湯元ビジターセンター)

落ち口園地駐車場周辺:見頃入り

湯ノ湖畔(東岸・落ち口園地付近)から兎島を望む 2023年10月16日撮影
湯ノ湖畔(東岸・落ち口園地付近)から兎島を望む 2023年10月16日撮影

湯ノ湖東岸の「落ち口園地駐車場」から湖畔に降りると、兎島のビュースポットがあります。無風の晴れた日には青空と紅葉が湖面に映り、絵のように美しい風景を楽しめます。この日は残念ながら風があり、水鏡の出現はありませんでした。

湯ノ湖 落ち口園地 2023年10月16日撮影
湯ノ湖 落ち口園地 2023年10月16日撮影

湖畔を1周する時間がない時は、落ち口園地駐車場から「クロベの大木」までの短い散策もすめ。散策路には苔が群生し、不思議な形の木々や苔むした岩・根にも出会えます。幻想的な光景はまるでトトロの世界のよう! この散策路を10分ほど歩くと、根が岩を抱くようにして立つ神秘的な巨木「クロベの大木」に到着します。

湯滝 滝上(落ち口園地)

湯滝落ち口園地 2023年10月16日撮影
湯滝落ち口園地 2023年10月16日撮影

落ち口園のすぐ近くには、源泉から中禅寺温泉にパイプでお湯を送る「送湯施設」と、湯滝を滝上から眺める湯滝の滝上「 落ち口」があります。ここから滝を右に急な階段を70m下ると、湯滝観曝台へ到着します。

落ち口園地駐車場:無料、車10台

湯滝:見頃

湯滝 2023年10月16日撮影
湯滝 2023年10月16日撮影

湯滝は湯ノ湖から落差70mを一気に流れ落ちるダイナミックな滝。目の前にそそり立つ黒い岩盤と白い滝。その両側を彩る紅葉は、日光を代表する絶景紅葉スポットの一つです。湯ノ湖の水は湯滝となり、湯滝の水は湯川となって、戦場ヶ原などに流れ込んでいきます。湯滝観曝台から湯川に沿って歩き、戦場ヶ原や小田代が浜に至るハイキングコースもおすすめです。

湯滝
所在地:栃木県日光市湯元
アクセス:東武バス「湯元温泉行」バス停:湯滝入口下車、徒歩3分
駐車場:普通車 1回500円、二輪 1回200円


戦場ヶ原:草紅葉終盤、ミズナラ見頃、カラマツまもなく見頃

戦場ヶ原 2023年10月16日撮影
戦場ヶ原 2023年10月16日撮影

湯滝ー戦場ヶ原-龍頭ノ滝へ向かうドライブは、男体山の展望も楽しめる紅葉ロード。特に龍頭ノ滝・滝上から赤沼間の、黄金に輝くミズナラの並木は見事です!

戦場ヶ原展望台 2023年10月16日撮影
戦場ヶ原展望台 2023年10月16日撮影

10月16日現在の戦場ヶ原は、ミズナラなどの美しい紅葉に加え、例年はもう少し早い時期がピークになる草紅葉がまだ楽しめているため、例年にも増して美しい秋の風景に出会えました。草紅葉は間もなくピークを過ぎそうです。

龍頭ノ滝:見頃

龍頭の茶屋 2023年10月16日撮影
龍頭の茶屋 2023年10月16日撮影

龍頭ノ滝は、20日現在紅葉のピークとなっています。この写真を撮影したのは16日ですが平日にもかかわらず、かなりの人出。休日にお出かけの方は、龍頭ノ滝手前の駐車場か、龍頭ノ滝を過ぎてすぐの坂を下っていく臨時駐車場に車を置いて歩いたほうが早いかもしれません。

龍頭ノ滝・滝上 2023年10月16日撮影
龍頭ノ滝・滝上 2023年10月16日撮影

龍頭ノ滝・滝上 ー 龍頭ノ滝観曝台の遊歩道「龍頭ノ滝園地」は、まさに今、紅葉真っ盛り。龍頭ノ滝の様々な表情を見ながらの、約15分の紅葉狩り散策は、見どころ満載です。

滝上駐車場は比較的回転が速いので、滝上駐車場に車を止めて龍頭ノ滝観曝台まで往復するのもおすすめです。

龍頭ノ滝・2023年10月16日撮影
龍頭ノ滝・2023年10月16日撮影

例年、奥日光の中でも早いうちに紅葉する龍頭ノ滝ですが、昨年・今年は、かなり紅葉が遅れました。2023年10月はいつもは紅葉が終盤に差し掛かる20日現在、まだ紅葉のピークとなっています。龍頭の茶屋の店主さんの話では、10月いっぱいぐらいまで紅葉が楽しめると思う、とのことです。

龍頭ノ滝
所在地:栃木県日光市中宮祠
駐車場:無料(24時間駐車可能)
アクセス:日光駅、またはから東武バス「湯元温泉行」乗車、龍頭ノ滝下車すぐ(60分)。
滝上:龍頭ノ滝からバス停一つ先の「滝上」下車すぐ
龍頭ノ滝ビューおすすめランチスポット

中禅寺湖周辺:見頃

2023年10月20日現在、中禅寺湖周辺も紅葉の見頃。八丁出島もいい感じに色づいてきました。

中禅寺湖岸・メインストリート 見頃

中禅寺湖畔 メインストリート 2023年10月16日撮影
中禅寺湖畔 メインストリート 2023年10月16日撮影

中禅寺湖メインストリート・湖畔園地のあたりも紅葉の見ごろに入っています。
龍頭ノ滝付近まで車もかなり混んできているので、週末は渋滞覚悟で。

所在地:栃木県日光市中宮祠
中禅寺湖ビューおすすめランチスポット

中禅寺湖南岸・歌が浜駐車場:見頃

歌が浜第一駐車場 2023年10月16日撮影
歌が浜第一駐車場 2023年10月16日撮影

日光山中禅寺立木観音前にある「歌が浜第一駐車場」付近は、紅葉が見頃を迎えています。
湖から吹く風のせいでしょうか、ここは例年もかなり早く色づくスポット。
ここから見る男体山の山容はことに美しく「日光富士」とも言われています。

歌が浜第一駐車場
所在地:栃木県日光市中宮祠
料金:無料 (111台)
中禅寺湖ビューおすすめランチスポット

日光山中禅寺立木観音:見頃

日光山中禅寺 立木観音 2023年10月16日撮影
日光山中禅寺 立木観音 2023年10月16日撮影

日光山中禅寺立木観音周辺も見頃に入っています。
日光山中禅寺の五大堂から見る中禅寺湖の絶景は、筆者おすすめのビュースポットです。

日光山中禅寺立木観音
所在地:栃木県日光市中宮祠2578
電話番号:0288-55-0013
紅葉時期の参拝時間:10月は8:00~17:00、11月は8:00~16:00
拝観料:大人500円、小中学生200円 団体・障がい者割引あり
HP:日光産中禅寺立木観音|輪王寺

中禅寺湖スカイライン(中禅寺湖展望台):見頃

中禅寺湖スカイライン 2022年10月17日撮影
中禅寺湖スカイライン 2022年10月17日撮影

穴場のドライブは、日本の名道50選にも選ばれている天空のドライブロード「中禅寺湖スカイライン」。歌が浜第一駐車場から、標高1753mの半月山駐車場へ、紅葉ロードを見ながらヘアピンカーブの道を登っていきます。2023年10月20日現在、紅葉は見頃に入ってきました。

中禅寺湖スカイライン
☆一般県道中宮祠足尾線(通称:中禅寺湖スカイライン)は夜間(17:00~翌朝7:00)及び、冬季は通行止め
アクセス:JR日光線「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」から湯元温泉行き・中禅寺温泉行きバス「中禅寺温泉」下車、半月山行きバスに乗り換えて「半月山」下車徒歩約30分
※半月山行きバスは季節運行(令和5(2023)年度は、10月1日~11月12日の間運行)

中禅寺湖展望台:見頃

中禅寺湖展望台 2023年10月16日撮影
中禅寺湖展望台 2023年10月16日撮影

こちらの写真は、半月山駐車場終点の少し前にある「中禅寺湖展望台」。昨年の同じ時期より、若干色づきが遅いです。10月下旬頃から見頃に入りそうです。

10月16日撮影
10月16日撮影

八丁出島などの紅葉もまもなく見頃になります。(10月20日現在情報)。

半月山展望台:見頃入り

半月山展望台 2019年10月28日撮影
半月山展望台 2019年10月28日撮影

半月山駐車場から登る「半月山展望台」から見る中禅寺湖と奥日光の大パノラマは、明智平展望台と双璧をなす絶景。30~40分ほど急な坂道を上りますが、鳥の目で見るような大絶景が待っています。

八丁出島、半月山展望台からの紅葉も、このところの冷え込みで色づきが一挙に進みました。今週末から10月下旬にかけて紅葉の大パノラマを楽しめそうです。これは2019年の10月28日の半月山展望台からの大パノラマです。

半月山展望台
アクセス:湯元温泉行き・中禅寺温泉行きバス「中禅寺温泉」下車、半月山行きバスに乗り換え「半月山」下車徒歩約30分
※半月山行きバスは季節運行(令和5(2023)年度は、10月1日~11月12日の間運行)
半月山展望台(日光旅ナビ)

華厳ノ滝:見頃

10月16日撮影
10月16日撮影

華厳ノ滝もこのところの冷え込みで紅葉が進み、見頃に入ってきました。華厳の滝は午前中早い時間の撮影がおススメです(この写真は午後の撮影になってしまったので光線の状態がよくありません)。エレベーターで降りる華厳ノ滝展望台からは迫力ある華厳の滝を見ることができますが、エレベーターを降りてから長い階段があります。筆者は車いすの母連れなので、バリアフリーの地上の展望台から撮影しました。

華厳ノ滝(地上展望台もあり)
アクセス:JR・東武バス中禅寺温泉行き乗車約50分「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分
華厳滝エレベーター
電話番号:0288-55-0030
紅葉シーズンの営業時間:10・11月 8:00~17:00 ※季節・気象状況により時間変更あり。エレベーター往復料金:大人570円、小学生340円
華厳の滝エレベーター公式サイト

明智平展望台:見頃

明智平展望台  2015年10月下旬 撮影
明智平展望台 2015年10月下旬 撮影

中禅寺湖から流れ出る華厳ノ滝を、湖と共に見ることができる唯一の展望台が「明智平展望台」。展望台に上るロープウエイの発着駅「明智平」は、上りのいろは坂の途中にあります。いろは坂を登り切ってしまうと戻ってこられないのでご注意を。

明智平駐車場・明智平ロープウエイ
TEL:0288-55-0331 (明智平ロープウエイ)
運行時間:9:00~15:30
駐車料金:500円/1台 ※ロープウエイ往復利用の際には無料券を発行。
ロープウエイ料金: 大人往復1000円 子供往復500円
※紅葉ピーク時は始発が早まる場合あり。詳細は電話で。また「ライトアップ奥日光」期間中は臨時運行を予定。
公式サイト:明智平ロープウエイ

いろは坂:見頃入り

いろは坂(黒髪平展望台) 2023年10月16日撮影
いろは坂(黒髪平展望台) 2023年10月16日撮影

いろは坂もこのところの冷え込みで、見頃に入ってきました。いろは坂の撮影ポイントは上りの黒髪平。紅葉のピークの週末には錦織なす紅葉と、渋滞で数珠繋ぎの車が見られるかも!? 黒髪平には仮設トイレも置かれていますが、数が少ないので、いろは坂に入る前にトイレはすませておきましょう。

週末は渋滞を覚悟でプランを立てよう

奥日光は紅葉の絶景ポイントひしめく地。しかし日光市街からのアクセスするには、いろは坂以外のルートがないため紅葉時期には渋滞が頻発します。渋滞を見越したプラン、たとえば早朝に出かける、または午後遅めの時間に登って奥日光に1泊するなどの工夫をするといいかと思います。また、紅葉シーズンの奥日光はかなり冷え込みますので、あたたかな上着をもってお出かけくださいね。人の少ないコースのハイキング、登山などには必ずクマよけの鈴を持参しましょう。

トラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

自然と美味しいものが大好きな食いしん坊。宇都宮在住ですが、ばばちゃまをのせた車いすを押して、大好きな日光&鹿沼あたりにあちこち出没しています。Yahooエキスパート、たびハピ、日光市公式観WEB日光旅ナビ、いちご大学などに寄稿しています。

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