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【日光】にごり湯の雪見温泉&美味ランチを日帰りで!奥日光の穴場グルメスポット!

フルリーナYocトラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)
写真提供:食道ふく

にごり湯の雪見温泉と美味しいランチをお手軽に楽しみたい!そんな時におススメしたいのが、奥日光湯元温泉の「食堂ふく」。名湯 奥日光湯元温泉の源泉かけ流しを楽しむ日帰り温泉と、おいしいランチをリーズナブルに味わえます。ランチに並ぶメニューは、栃木が誇るブランド食材をメインに、一品一品丁寧に手作りされた料理。日光の旅の途中に、体も心も幸せになれる「食堂ふく」に立ち寄ってみませんか。

口コミ高評価の宿「紫雲荘」が営む「食堂ふく」

「食堂ふく」は、小さな湯宿「紫雲荘」が営む食堂。料理上手の女将さん姉妹が、日光の優れた食材を用いて作るおいしいお料理と、温かいおもてなしが大評判のお店です。

和モダンの食堂は、女将さん姉妹がDIYで改装しました。手作りの温かさと、変わり障子から差し込む柔らかな光が心地よい空間です。

メニューは4種類。栃木牛・日光ひみつ豚・日光ヤシオマス・地場野菜や日光湯波など、日光&栃木県の逸品素材を楽しめるメニューです。+300円で、手作りのミニデザートと飲み物のセットを付けられます。お値段もリーズナブル!

ヘルシーな「彩り野菜御前(1200円)」

彩り御前は野菜中心のヘルシーなランチ。材料にもこだわり、一品一品丁寧に作られたおばんざいは、どれをとっても美味しい!

こちらはふっくらと炊かれた揚巻ゆば。口の中に入れるととろけるように柔らかいゆばから、美味しいお出汁がジュワジュワとあふれます。

そして このお豆も絶品でした。ホクホクっとしていて、薄味だけどしっかりと出汁が効いています。 思わずお替り!って言いたくなりました。

こちらは茄子の揚げ浸し。家庭でよく並ぶメニューですが、揚げ浸しってこんなに美味しくできるんだ!って感動。おばんざいメニューは、日によって変わります。筆者は3度行っていますが、どの日も美味しかったです。

燻製の香りがたまらない「日光八汐マス燻製」(1200円)

写真提供:食道ふく
写真提供:食道ふく

日光の魚といえばヤシオマス!栃木県水産試験場で品種改良されたニジマスで、中トロ並みの脂の乗りの良さを持ちながら、あっさりしていて口当たりがいいのも魅力です。このヤシオマスを香ばしく燻製したランチも、、人気メニューです。

ボリュームたっぷり!日光ひみつ豚ソテーバルサミコソース(1200円)

ガッツリ食べたいときには日光ひみつ豚ソテーバルサミコソースがオススメ!
「日光ひみつ豚」とは、日光連山の清らかな伏流水と質の高い餌で育てられる日光のブランド豚。この肉の旨味を十分に楽しめるメニューです。

外側はカリっと、中はジューシーに焼かれたこのソテー、ほのかな甘みを持つバルサミコが、肉のうまみを十分に引き出しています。肉の上に乗ったゴボウのフライが、いい仕事をしています!

栃木和牛がこの値段!「栃木牛ビーフシチュー(1700円)」

栃木県が誇る「栃木和牛」は、全国肉用牛枝肉共励会で全国優勝したこともあるブランド牛。肉質A,B4等級以上の希少和牛で高価な肉ですが、この値段で食べられるとは驚き!

高級食材の栃木牛を、野菜と共にじっくり時間をかけて煮込んだシチューは、もう、トロトロの柔らかさ。肉の旨味がシチューに溶け込んで、ニコニコしっぱなしのおいしさ!

全てのメニューについてくる!ふろふき大根がおいしすぎ

そして、全てのメニューについてくる「ふろふき大根」。お出汁がとてもおいしいので、甘みそはいりません! やさしさが体と心にしみわたっていくようなお味です。

つけなきゃ損なプラス300円のミニデザート&ドリンク

ランチには300円プラスで、ドリンクとミニケーキを付けられます。ミニデザートは「紫雲荘」の人気スイーツ、酒粕のブラマンジェ、ごまプリンからチョイス(日によってデザートの種類が変わることも有り)。

優しい甘さのプルプルのブラマンジェ、黒ゴマの香り豊かなプリン、どちらもおいしいですよ!

ドリンクも充実していて、コーヒー(ホット・アイス)・りんごジュース・ハーブティーから選べます。ハーブティーはカモミールティーの他に、様々なハーブやスパイスをブレンドしたハーブティーも!

私がこの日選んだのは「レッドジンガー」。ローズヒップ、ハイビスカス、レモングラス、オレンジ、ワイルドチェリーなどが入ったのハーブティーです。 ビタミンCたっぷりのハーブティーを楽しみながら、食後の時間をゆったりと過ごせました。

奥日光湯元温泉を源泉かけ流し日帰りで楽しむ!

食事の前後には「紫雲荘」の温泉を日帰り入浴で楽しめます。
奥日光湯元温泉は、日光開山の祖・勝道上人が発見した由緒ある温泉。日本で4番目に濃い硫黄泉で効能もたっぷり期待できます。

温暖化で雪見風呂が首都圏ではなかなか楽しめないご時世ですが、標高1479メートルの奥日光湯元温泉は、1~3月中旬ぐらいまでは、ほぼ雪見温泉を楽しめます。お湯は源泉かけ流しのフレッシュな温泉。源泉は透明ですが、空気や光に触れると、エメラルドグリーンや、白く色が変化していきます。その日によって微妙に色が違うことがあり、それも楽しみの一つです。

日光湯元温泉の数少ないランチスポット

日光湯元温泉は、今までランチを食べられるスポットがほとんどなく、奥日光では中禅寺湖や龍頭の滝を見て帰ってしまう旅行者が圧倒的に多かったものです。
しかし「食堂ふく」ができて、火・水・金・土・日は、奥日光湯元温泉でも美味しいランチが食べられるようになりました。ぜひ名湯・奥日光湯元温泉と共に、お楽しみください。

食堂ふく
住所: 栃木県日光市湯元2541
TEL:0288-62-2528
営業時間:12:00~なくなり次第終了
定休日:月曜、木曜
駐車場:建物の前に10台(無料)
無料Wi-Fiあり

トラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

自然と美味しいものが大好きな食いしん坊。宇都宮在住ですが、ばばちゃまをのせた車いすを押して、大好きな日光&鹿沼あたりにあちこち出没しています。Yahooエキスパート、たびハピ、日光市公式観WEB日光旅ナビ、いちご大学などに寄稿しています。

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