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【もったいない】「茹でると損」2つの理由と調理法!ブロッコリー

こんにちは、料理家ふらおです。

今回は、ブロッコリー「茹でると損な2つの理由」「オススメの調理法」をご紹介します。

知らないうちに大切なものを失っているかも。ぜひチェックして日々のお料理に生かしてくださいね。

ブロッコリーを茹でると損な理由

(1)栄養を失っている

ブロッコリーには、美肌効果や免疫を高めるといわれる「ビタミンC」、不足すると代謝が悪くなり肩こりなどにつながる「ビタミンB群」、余分な塩分を体外に排出する役割の「カリウム」など、日々の生活に欠かせない栄養素が詰まっています。

しかし、これらの栄養素は「水溶性」。つまり水に溶ける性質を持っています。このため、茹でる際にお湯に溶け出してしまい、その約6割を無駄にしてしまっているのです。

せっかく栄養満点な食材なのに、もったいないことをしてしまっているかもしれないのです。

貴重な栄養を捨てるなんてもったいないですよね…。
貴重な栄養を捨てるなんてもったいないですよね…。

(2)時間もお金も失っている

さらに、茹でて調理することは、時間とお金の面でも損をしているかもしれません。

ブロッコリーを茹でるためには、当然お鍋にお湯を沸かすことになりますが、その沸かす時間と光熱費は積み重なるとばかにならない量になります。

物価高騰が続く今だからこそ、無駄な出費は抑えていきたいですよね。そして時短で済むなら、それに越したことはないと思います。

では、栄養・時間・お金を無駄にしないオススメの調理法は何なのか?

無駄にしないオススメの調理法

もうお察しかもしれませんが、ブロッコリーの加熱には「電子レンジ調理」が圧倒的にオススメです。

具体的には、「100gあたり600wで2分」がめやすとなります。ブロッコリー1株は概ね200g前後のものが多いので、1株を調理する場合は「600wで4分」がめやすとなります。

食べやすい大きさにカットし、100gごとに水(大さじ2)をかけラップして加熱すれば、お湯を沸かすことなく時短で調理が可能です。

また、ブロッコリーに含まれる「βカロテン」「ビタミンK」は脂溶性、つまり油と一緒に食べると吸収率が上がる栄養素です。このため、加熱後のブロッコリーにはドレッシングなど適量の油分をかけて食べるのもオススメです。

まとめ

今回の内容をまとめると次のとおりです。

  • ブロッコリーの貴重な栄養素は茹でると失われる
  • 茹でるためにお湯を沸かすのも、もったいない
  • レンジ調理「1株・600w・4分・水大さじ4」を覚えておくと時短&節約に!

「なんだ電子レンジでいいんだ」と思えると、料理がぐっと手軽に感じられますよね。ぜひ取り入れていただけばと思います。

今回は以上となります。「参考になった!」「今度試してみようかな!」と思っていただけたら、ぜひ記事下などにある「ハートマーク」を押して応援いただけると嬉しいです。

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29歳で脱サラし料理家になった1児の父|フーディストノートアンバサダー|食生活アドバイザー|懐事情が厳しくて節約レシピを研究中|メディア掲載→アイスム、macaroni、SmartNewsほか|レシピや料理に関する豆知識を毎日1〜2記事 投稿|X(旧Twitter)でレシピを毎日発信|フォローすると、毎日の料理を「時短化」できるうえ、知ってうれしい「キッチン周りの雑学」が自然と身につきます|目標はレシピ本出版

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