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【西宮市】1月末から3月にかけて市内で行われた「蔵開き」。その様子をお届けします。

古本卓嗣地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

灘五郷のうち、今津郷と西宮郷の2つがある西宮市。

その新春の風物詩といえば「蔵開き」ですが、コロナ禍もあってしばらく中断されていたものの、2023年から徐々に復活。

2024年には、6つの蔵で実施されました。

それに先立ち1月27日(土)には、阪神甲子園駅西口広場で、灘五郷酒造組合が主催する「灘五郷の蔵開き -Open Brewery Day In Nadagogo-」が開催。

今津郷からは大関西宮郷からは日本盛白鷹白鹿(辰馬本家酒造)・寶娘(大澤本家酒造)・島美人(北山酒造)・德若(万代大澤醸造)が出展した他、神戸市内の魚崎郷御影郷西郷にある酒造メーカーのお酒も有料試飲出来るイベントとなりました。

2月に入ると本格的に「蔵開き」がスタートし、2月3日(土)には、まず寶娘が。

隣接する德若は2月17日(土)で、10年熟成の純米大吟醸生原酒など様々なお酒が選べたのが特徴。

それぞれの蔵開きの日にいずれも新酒販売を行い、共同開催のような雰囲気でしたね。

2月10日(土)の白鹿では、限定酒の飲み比べも。

飲食のブースも出ていて大にぎわいでした。

続いて2月23日(金・祝)の日本盛では、西宮観光キャラクターのみやたんが鏡割りに挑戦!

見事に成功すると、会場から拍手が起こりました。

3月3日(日)は白鷹で、隣接する白鷹禄水苑では蔵元・北辰馬家に伝わる雛人形の展示を見ることが出来ました。

3月4日(月)までの公開でしたが、ひな祭りにふさわしい企画ですね。

そしてラストを飾ったのは、3月9日(土)の大関

風花が舞う寒い日でしたが、大屋根のある会場は熱気でムンムンでした。

酒造メーカーごとに特色があって、週末ごとに楽しめた蔵開きもひと段落。

3月22日(金)と23日(土)にエビスタ西宮で行われる「ニューレトロ SAKE フェスティバル」が、今年の締めくくりとなりそうです。

・大澤本家酒造株式会社(寶娘)
 兵庫県西宮市東町1丁目13-28
・万代大澤醸造株式会社(德若)
 兵庫県西宮市東町1丁目13-25
・辰馬本家酒造株式会社(白鹿)
 兵庫県西宮市建石町2-10
・日本盛株式会社
 西宮市用海町4-57
・白鷹株式会社
 兵庫県西宮市浜町1-1
・大関株式会社
 西宮市今津出在家町4-9

地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

生まれ育ちも甲子園の、生粋の「宮っ子」です。過去にはホッカイドウ競馬や、まちライブラリー協会「BOOK FESTA」で公式レポーターとして活動も。時には、西宮・さくらFMに「鉄道案内人」としても出演します。

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