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【家庭菜園】「ジョウロの詰まり」でもう悩まない!台所用品で手間なし解決

グロ子園芸愛好家 / FPライター

こんにちは!ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。

日ごとに気温が上がってきました。
野菜や花にちょっと水やりしましょう、と思ったらジョウロから水が出ない。
砂利や枯葉がハスグチの穴に詰まり、外して洗わないと水が出てこない時があります。

ハスグチとは「蓮口」と書き、ジョウロの先の蓮の実に似た部分のことです。
ジョウロにゴミが入ってしまうとハスグチの穴がふさがって水がきれいに出ません。
ボタボタと大きく不規則に出る水流で却って苗を傷めてしまうことも。

今回はその悩みとサヨナラしてしまいましょう!

台所用品の水切り袋

不織布製の一番安いやつですよ
不織布製の一番安いやつですよ

台所で使う水切り袋を用意して下さい。
不織布製の単純な形のものが使いやすいです。
メーカーによって大きさに多少の違いがありますが気にする必要はありません。

私のHPの記事では水切り袋なら何でもOKと言っていました。
確かにそうなのですが、いろいろ試すと不織布製が一番細かいゴミをキャッチします。

ゴミをキャッチ?どういうこと?といいますと…

ジョウロの吸水口にセットしよう

ダブルクリップで留めるのが最適
ダブルクリップで留めるのが最適

上の写真を見て下さい。
これだけでもう解決!
ハスグチの詰まりと永遠におさらばです。

水切り袋をジョウロの給水部分にダブルクリップで留めるだけ。
ただそれだけです。
サイズは水切り袋の方が大きいので余りがでますが、不織布は薄いのでダーツを寄せてそこをクリップで留めれば全く邪魔になりません。

不織布製の単純な形のものをおススメするのは、これがどのジョウロにも使いやすいからです。
一番安いし。

留め方のコツ

違う角度から
違う角度から

写真ではわかりにくいのですが、水切り袋の底はジョウロの底まで届いています。
これは地味ですが大切なポイントなので、イラストで説明します。

水面が見えると見えないでは全く違う。
水面が見えると見えないでは全く違う。

試行錯誤したのですが水切り袋の上に水面が来る方が使いやすい。
できる限り水切り袋を深めにセットしてください。
全く使い心地が違います。

上のイラストの左側では水やりの時に水に混ぜたい液肥などが混ぜにくいのです。

液肥を使うためには必ず深めにセットしてください
液肥を使うためには必ず深めにセットしてください

夏場は液肥をジョウロの水やりでやってしまうのが一番効率が良いと思います。
これをやろうと思うと水切り袋で中で混ぜることになります。
水切り袋の中のスペースが大事になってくるのです。

水切り袋は深めにセット!を忘れないで下さい。

雨水を使ってもOK!

見苦しくてすみません!
見苦しくてすみません!

いままで雨水を溜めてもジョウロでの水やりには使えませんでした。
細かいゴミがたくさん混ざっている雨水をジョウロにつかうとすぐにハスグチが詰まってしまうからです。
でももうそんな心配は必要ありません。
どんどん雨水も水やりに活用しましょう!
節水になります。

ゴミは上の写真のように溜まっていきます。
水切り袋は交換しなくても、外してゴミだけ捨てれば長く使うことができます。
あっけないくらい簡単で効果は抜群です。

私はこれで定期的に交換していたハスグチを取り替えずに済んでいます。
イギリス製のおしゃれなジョウロを使っていた頃はハスグチを船便で取り寄せていました。
ハスグチより送料の方が高かった。
そのころにこの方法を思いついていればなぁとしみじみ思います。

ハスグチ詰まりに悩んでおられる方全員にこのやり方を試して欲しい!
取り外し出来ないハスグチ一体型ジョウロを使っておられる方にも自信を持っておススメします。

台所で包丁握っていても家庭菜園のことを考えているgrowfood365のHP記事一覧はこちらです!
ぜひお暇つぶしに読んで下さい。

園芸愛好家 / FPライター

花、野菜、盆栽、コンポスト、ありとあらゆる植物系お稽古事をやり尽くした園芸歴30年のFPライターです。私の強みは自分で実際に経験した幅広い園芸ネタ。FPとしてコスパよく園芸を楽しむコツもお伝えします。コキア友の会代表(会員私だけ)

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