【ガーデニング】一株で大きなドーム型。進化したマーガレットを見逃すな!
ファイナンシャルプランナーで園芸愛好家のグロ子です。
日進月歩の園芸界でマーガレットの進化が止まりません。
従来のマーガレットとはひと味もふた味も違う園芸品種がどんどん発表されています。
今、マーガレットが熱い!
常緑多年草なので冬越しすれば来年も楽しめる。
最近のマーガレット事情をお伝えします。
新しいマーガレットは花期が長い
マーガレットの売りはとにかく花期が長いこと。
以前のマーガレットは春から梅雨くらいまでしか咲きませんでしたが、新品種のマーガレットは真夏と真冬以外、一年の半分以上は咲いています。
冬越しの後2年目からは庭の環境に馴染むので、花期はより長くなります。
菊人形のごとく花がぎっしり咲くサントリーのマックスマム、ラベルでは春咲きのみとなっています。
でも確か秋にも咲いていた記憶があるなぁ…と発売元種苗会社のHPを見てみると、6月下旬~7月上旬に切り戻しすればだいたい1ヶ月後にもう一度花を楽しむことができるとのこと。
もうこんなの花期として載せちゃえばいいのに。
花苗を買ったらその会社のHPは絶対にチェックしましょう。
いろんな裏ワザが載っていますよ。
多色咲きや変わった花色が続々!
最初に書いたように、マーガレットといえば真ん中黄色で白い花びらのイメージが強いですよね。
でもマーガレットは花色の幅が最も広い花の一つなのです。
花びらと花芯の色違いや、アネモネ咲きなど花の形のバリエーションもいろいろあります。
最近人気なのは、一株でいろいろな花色の花が咲く多色咲き。
一つの花が咲き始めと咲き終わりで花色が変わっていくパターンもあります。
場所の都合で一鉢しか置けないとき、多色咲きっていいと思いません?
切り花にしても花色の数だけ楽しめるので、なんとなくお得感も味わえます。
花姿が自然にまとまる
鉢植えの花で意外と大事なのがこれです。
全体的なシルエットは鉢植えの印象を決める大きなポイントになります。
昔のマーガレットって背が高かった。
結局倒れてしまうので鉢植えには不向きだったのです。
でもその点でも改良は進んでいます。
今のマーガレットはとにかく鉢の真ん中に植えておけば自然なドーム型に育ちます。
特にボンザマーガレットはピンチなしで綺麗なドーム型になります。
私のような、形を整えようとカットして蕾も切り結局花期を逃してしまうタイプのガーデナーさんにはとてもありがたい。
とにかく肥料を切らさなければこんもりと丸くまとまります。
マーガレットは常緑多年草である
マーガレットは冬に枯れる印象がありますが、関東以西なら屋外で冬越し可能です。
鉢植えなら軒下に移動させるのも簡単ですし、寒波襲来時にビニールも被せやすい。
冬も緑の葉を観賞することができます。
冬越しさせると株がグンと成長し、庭の環境に慣れて翌年はより多くの花が長く咲くようになります。
もの言わぬ花ですが、一緒に長く過ごすと愛着が生まれます。
初心者にも育てやすいマーガレットは3月末~4月、そして秋に市場に出回ります。
ホームセンターで見かけたらぜひチェックしてくださいね!
過去記事で「常緑多年草」などの園芸用語のいろいろを分かりやすく解説しています。
参考記事:これだけは知っておこう!多年草・宿根草・常緑草・一年草とは何か?
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