廃校の桜、今年も見頃に──旧南中跡地【四條畷市】
大阪管区気象台は6日、桜(ソメイヨシノ)の満開を観測したと発表しました。平年(4月4日)よりも2日遅く、昨年(3月27日)より10日遅い満開とのことです。ここ四條畷市でも、旧市立四條畷南中学校跡地で桜が見頃を迎えています。
7日午前、現地に来てみると、校庭の周辺にある桜の木がたくさんの白い花をつけていました。
桜の向こう側に見えるのは、校舎やプールなど旧南中の設備。校舎の壁に設置されている大きな時計は、2時9分か10分あたりで止まっています。グラウンドではラグビーの練習が行われる前なのか、ジャージを着た人々の姿と地面に置かれたラグビーのボールが見えました。
校庭のフェンス沿いに西へ歩きながら桜の花を鑑賞していると、進行方向の先に野球のバックネットが見えてきました。この付近でも、大きな桜の木がほぼ満開の状態です。
バックネットの裏にある角を左折し、さらに直進。校舎の横付近にも桜の木が複数あります。白い花の向こうの校舎には、赤く錆びた鉄柵があるのが見えました。
この旧南中跡地は、筆者のマイ観桜スポットです。おそらく、楽しみにしている周辺住民の方も多いことかと思います。校庭の周辺では、花をまったくつけていない木もいくつかあったのは気がかりですが、ともあれ、今年もこの地で春の到来を感じることができました。