花に嵐、されど散りゆく桜も美しい──四條畷神社【四條畷市】
4月8日から9日にかけては、まさに花に嵐、と言いたくなるような荒天でした。その影響で、満開を迎えていた桜もたちまち見頃を過ぎてしまったようですが、散り際の桜にもまた、美しさと風情があります。
11日午後、昨年も観桜に訪れた四條畷神社へ。鳥居横の桜の木には、花の桜色と新葉の若々しい緑の色が入り混じっている状態でした。
鳥居の右側の坂道沿いの桜も、同様の姿です。少し遅かったか、やはり花見のピークは過ぎてしまったようです。
坂道の上、駐車場の出入り口付近にある桜の木も同じです。坂道には、散ってしまった花びらがたくさん降り積もっていて、あたかも桜色の川の流れのようでした。これはこれで、季節の移り変わりを表しているようで美しいと感じます。
残っている花を探して駐車場内へ。ありました、花びらがすでに散ってしまったがく筒が多い中、まだ花びらを残す花の姿がいくつも。そんな花を見つけては、スマホのシャッターを切りました。
参拝者用の休憩所の横の桜の木には、まだたくさんの花が残っています。こちらも写真に収めます。
神社の坂を上下しているうちに暑くなり、薄手のコートの中が汗ばんできます。これからの季節、ますます暖かくなるんだろうな、と思いつつ、神社をあとにしました。