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沼落ちするかも!「鶏kei 」秘伝ダレの唐揚げは冷めても美味しい【高松市】

原田伸一ガーカガワ編集部(高松市)

梅雨が明けたと思えば連日の記録的な猛暑。
こんな日は家に帰って唐揚げにかぶりつきながら、ビールでグビっとやるのが最高ですよね!

ただ、冷凍の唐揚げをレンチンするのも気分がアガらないし、わざわざ油で揚げるのもさらに汗が噴き出そうでやってられない。

あれこれ思案した揚げ句、最近よく見かけるようになった唐揚げ専門店でテイクアウトするのがいいのではと思い、高松市藤塚町にある「からあげ 鶏kei 藤塚店」さんに立ち寄ってみました。

モモ!ムネ!カワ!ズリ!!アゲアゲ姉さんが揚げる国産ハーブ鶏の唐揚げ

実は今回、ちょうど良いタイミングである人から「ここの唐揚げめっちゃおいしいですよ!」と紹介されたので、僕自身も何も考えず軽いノリでやってきました。聞くところによると、お店のお姉さんはとても楽しい人なんだそう。

楽しい人は僕も大好きなので軽やかにあいさつしてさっそく撮影に取り掛かろうとすると…

「私、陰キャで口下手なので、写真とかマジ苦手なんです~っ!」と予想外の展開。

「ちょっと待ってね、リップ塗るわ!」

キメッ!

って、どこが陰キャやねん!(つーか、そのリップ薬用やん!)

「今日は取材なので3カ月ぶりにブラしてきました。」

自分でバラしといて、なぜ恥ずかしがる!
てか、いつもノーブラなんかい!!

これはおいしいキャラを発見したと思わず内心ほくそ笑んでしまいましたが、今回はそっち系の取材じゃない。

気を取り直して簡単にお店の説明をすると、「からあげ 鶏kei」は福岡に本部のある唐揚げ専門店で、秘伝のタレに漬け込んで揚げる大分県中津の味。毎日九州から直送される国産ハーブ鶏を主に使い、オーダーしてから揚げてくれるスタイルのテイクアウト店です。

そのこだわりは食材やタレ、揚げる油にまでに至るそうです。

と、軽く130文字で説明しましたが、この情報を引き出すまでひたすらしゃべるしゃべる…

とは言え、こだわりのうんちくを語るわけではなく、お店をやっていくうえでのここでは書けない自虐ネタのオンパレード。ほんま、防戦一方のこちらが陰キャみたいに思えてきます(笑)

そろそろ揚がったんじゃないですか?

「あっ、揚げすぎた…」

もうええわ!

実際の時間はそれほどでもないのですが、体感的にはようやく(?)唐揚げがでてきました。
まずはムネ(330円 / 100g)と皮(350円 / 100g)。

本当はテイクアウトなのですが、その場でひとつつまみ食い。

皮はある飲食系のインスタグラマーさんが紹介して一時は大ブレークしたそうで、揚げたてはほやっと柔らかめ。後で冷めた状態で食べるとカリカリで味変しました。これは人気が出るのも分かります。

そして意外だったのがこのムネ。

ムネ肉はあっさりヘルシーだけどパサパサとしたイメージだったのですが、これがジューシーで本当にうまい! 秘伝のタレはもっと存在感があるのかなと思いましたが、どちらかというと素材の旨味を引き出す系でしょうか? 

そしてこちらは、塩レモン(単品200g入り450円、弁当590円)。

少し価格を抑えたかったのでと、こちらは国産ではありませんがモモ肉を使用。衣にもレモンが入っていて、さらにフレッシュレモンを搾って食べます。モモ肉の肉汁とさっぱりとした塩+レモンが夏の暑さを吹き飛ばすような清々しい味でした。

でも、実は僕が一番おいしいと思ったのはこちらのズリ(340円 / 100g)なんです。

家に帰ってじっくり食べましたが、しっかりとした味でビールに本当に良く合う。暑さで意外と体力を消耗しているので、体が欲しているのかこの程よい塩分が実にいい! これは沼落ちしそうなうまさでした!

お姉さんもおすすめの逸品です。

と、最後までアゲアゲお姉さんのキャラが際立ってしまいましたが、鶏keiさんの唐揚げはどれも忖度なしで美味しかったです。

陰キャのフリした陽キャなお姉さんと揚がるまで待ちながらいろいろおしゃべりするのも楽しいですよ。忙しいときは殺気だっているそうですが(笑)

ちなみにほぼノーブラです。

もうええって!!(2回目)

からあげ 鶏kei 藤塚店 Instagram/@karaage_kei0623
香川県高松市藤塚町1丁目5-18
TEL 050-3699-9068
11:30~19:30(月曜日定休)

ガーカガワ編集部(高松市)

香川のあれこれweb「ガーカガワ」編集長。カメラ片手に香川県内を飛び回るフォト&ライター。グルメや観光などの定番記事のほか、地元の人やモデルなどを積極的に活用する人肌感のある記事が得意です。明太子は心の友。

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