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【高松市】隠れ家のランチは2部制。ゲストに特別な時間を提供するイタリアンリストランテ

原田伸一ガーカガワ編集部(高松市)

ちょっと高くてもいいから、たまにはゆっくりと美味しいランチが食べたい! 前菜からパスタ、ドルチェまで、美味しくてセンスの良い「リストランテ モモ リフージョ」さんでランチしてきました。

アンティークに囲まれた隠れ家で食す、ちょっと贅沢なイタリアンランチ

リストランテ モモ リフージョ
リストランテ モモ リフージョ

高松市郊外の住宅街にあるイタリアン「リストランテ モモ リフージョ(Ristorante MOMO Rifugio)」。リフージョとは隠れ家を意味する言葉で、まさにひっそりと佇むお店です。

さっそくお邪魔すると、少し照明を落としたアンティークな店内。幹線道路から外れた住宅街にある立地のおかげで静寂に包まれた落ち着ける空間になっています。

さらに奥には個室もあって、お忍びでやって来てもプライバシーが保てそう。

席数はわずか16席。ランチは11:00からと13:00からの2部制になっていて、中学生以上のゲストが対象。予約を推奨しているお店なので、並ばず急かされず、ゆっくりとランチが楽しめる大人の時間が確保されます。

入り口近くにはテイクアウトも可能な自家製バケットが並びます。生クリームに全粒粉を使い、配合や成型にこだわったものなんだそう。かぼちゃやイカスミ、くるみ、カマンベールチーズ、スイートポテトなどなど、見た目も映える自家製バケットはどれも美味しそう!

自家製のカヌレや、ナポリ発祥の焼き菓子・スフォリアテッラも人気なんだとか。ランチするほど時間がなくても、ちょこっと立ち寄ってテイクアウトできるのがいいですね。

ランチは3種類。自家製バケットにスープ、前菜プレート、メインは日替わりの生パスタまたはピザが基本で、これにドリンクの付いたA(2,090円)、さらにドルチェのプレートが付いたB(2,530円)、そしてBにプラスして肉料理の付いたC(4,290円・ともに税込み)というラインナップです。

それでは前菜からいただきましょう。

この日のメニューは、サーモンのキッシュパイにイタリアのソーセージである自家製サルシッチャ。カップには鶏胸肉のハムに、自家製ドレッシングのかかったサラダです。

なんだか全体的に優しい味。唯一、自家製のサルシッチャだけがハーブとスバイスが利いていて、アイドリングを始めた胃にスイッチを入れてくれます。端的に言って、めっちゃ美味しい!

ジャガイモとグリーンペッパーのポタージュは、シノワでのこし方も考えているのでしょうか、とろみがこの時期にぴったりだと思いました。

続いてメインの生パスタは、自家製パンチェッタ(塩漬け豚バラ肉)とナスのトマトソース。

実は嫌いだったナスがようやく調理方法によっては克服できた矢先だったので、どーんと存在感のある色鮮やかなナスにいささか緊張しました。が、素材が良いのか無理することなく美味しくいただけました。

生パスタはもっちり。トマトソースもあっさりしているタイプなので、素材の良さが味わえて、これも美味しいかったです。

自家製バケットもおっしゃれーっ! 聞けばこのトングはオーナーさんがアンティークショップで見つけたものなんだそう。パンが冷めないよう、底には温めた石板が敷かれてあって気遣いも感じました。

このあたりで実はお腹も膨れてきたのですが、見た目からして鮮やかなドルチェに別腹発動!

さっきから気になっていて、今度買いに来ようと思っていた自家製カヌレやスフォリアテッラ(さつまいもカスタード)が入っていて感動! しっとりサクサク、添えられたフルーツが良いアクセントになって胃の中にすーっと入っていきました。

いろいろ談笑しながら、久しぶりに時間を気にせずゆっくりランチをいただけました。

静かで落ち着いた店内でいただく、季節に応じて工夫とこだわりを感じる料理の数々。普段、セルフうどんでチャチャッと済ませている僕としてはちょっと贅沢なランチでしたが、月に一度ぐらいは背伸びをするのも悪くないと思いました。

人気のお店なのでご予約の上どうぞ!

モデル = なな

Ristorante MOMO Rifugio(リストランテ モモ リフージョ)
香川県高松市下田井町246-1
TEL 087-847-6060

ガーカガワ編集部(高松市)

香川のあれこれweb「ガーカガワ」編集長。カメラ片手に香川県内を飛び回るフォト&ライター。グルメや観光などの定番記事のほか、地元の人やモデルなどを積極的に活用する人肌感のある記事が得意です。明太子は心の友。

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