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【津市】目と舌で季節の移ろいを楽しむ”月ごよみ銘菓”|年内最後は、12月1〜3日限定販売

原井けいこライター・デザイナー(津市・松阪市)

近鉄津新町駅から徒歩約16分、百貨店松菱からほど近い、御菓子司 清観堂へ秋ならではの和菓子を探しに行ってきました。あと1ヶ月で今年も終わり。年内最後に数量限定販売される月替わりの和菓子「月ごよみ銘菓」をご紹介します。

外観

御菓子司 清観堂は1882年創業。津市で141年近く愛されている、歴史ある和菓子の名店です。

御菓子司 清観堂
御菓子司 清観堂

店内には、創業当時の明治時代の菓子製造営業許可の監札
店内には、創業当時の明治時代の菓子製造営業許可の監札

御菓子司 清観堂の「月ごよみ銘菓」

毎月、月初の3日間だけ販売される月替わりの和菓子です。※定休日に重なる場合は2日間のみの販売です。1月は花びら餅、2月は節分…という風に、年間を通じて、手作りの技や四季折々の味わいが感じられます。お茶をされている方に人気の品だそう。確実に買いたい方は、電話での予約がおすすめです。

月ごよみ銘菓の年間一覧
月ごよみ銘菓の年間一覧

11月の「月ごよみ銘菓 銀杏餅」 ※販売終了

求肥餅の皮にうっすら透けて見えるのは、いちょうの実「銀杏」。水煮にしたもの2粒とこし餡を求肥で包んでいます。銀杏はすぐに固くなるので、購入したらその日の夕方までには食べていただきたい繊細な和菓子なんだそう。

「銀杏餅」
「銀杏餅」

銀杏は美しい黄金色。餡の黒と彩りよい色合いです。銀杏には、少し甘味があり、特有の苦味が無く食べやすかったです。程よい固さの食感が感じられ、一口噛むごとに、なめらかなこし餡と、やわらかい求肥が混ざっていきます。(今期は販売終了しましたが、また来年の11月にぜひお試しください)

銀杏が2粒入っています
銀杏が2粒入っています

期間限定「亥の子餅」 ※販売は、11月13日ごろまで

旧暦十月の亥の日に餅を食べて無病息災を願うと信じられてきた中国の言い伝えが伝わって、平安時代からつくられるようになったお菓子だそう。

皮には黒胡麻、中には粒餡。色と形は、亥の赤ちゃん”うりぼう”のまだらな模様と丸っこさを模しています。気をつけて持たないと、形がすぐに変わってしまいそうなほど繊細でやわらかなお餅です。原料には、国産の餅粉を使用しているとのこと。粒餡は、厳選された北海道産小豆の上品な味がしっかりと味わえます。販売終了時期についてはお問合せください。

亥の子餅の中はこんな感じ
亥の子餅の中はこんな感じ

12月の「月ごよみ銘菓 室のはな」 ※12月1〜3日のみの限定販売

年内最後の月ごよみ銘菓は「室のはな」。梅肉と白餡を合わせた梅の花を模した和菓子だそう。季節を先取りしたような鮮やかな色と甘酸っぱさ。お茶の時間が温かなものになりそうです。

季節が冬へと進んでいく中、和菓子のラインナップも次々と変わっていきます。何かと忙しない12月。今年最後の贈り物として、昔ながらの和菓子でお茶を楽しむ時間を選ぶのも喜ばれると思います。

お店の情報

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御菓子司 清観堂

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住所
三重県津市東丸之内20-1

電話番号
059-227-6388

営業時間
9:00~18:00

定休日
月曜日※日曜日(月2回、不定休)

津市民の方はプレミアム商品券の使用可能
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※取材では御菓子司 清観堂様のご厚意により、商品を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

ライター・デザイナー(津市・松阪市)

Uターン移住2年目。津と松阪のいいところ、紹介していきます。

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