「安心安全な無農薬野菜を食べたい」
「乱れた食生活を整えたい」
「野菜料理がマンネリ化している」
「子供に野菜のおいしさを伝えたい」

そんな方におすすめなのが、流山市平和台にあり、有機無農薬野菜の生産、販売、そしてカフェを併設している「真澄屋」さんです。

真澄屋さんは40年以上流山で有機無農薬の野菜やお米作りを行っており、その高い技術を学ぶために日本全国のみならず、海外からも数多くの研修生が訪れているのだとか。

真澄農園を営む吉田篤さんは、若い頃はヒッピーとして世界各国を転々と渡り歩き、のちに有機農業に目覚めて流山の地で有機無農薬野菜農家になったという超異色の経歴の持ち主です。

愛情をこめて一つ一つ丁寧に作られた野菜は、とにかく「甘くて美味しい！」の一言に尽きます。我が家の3歳の息子は野菜が苦手なのですが、真澄屋さんの野菜だと何の抵抗もなくパクパク食べてくれるのです。

併設のカフェは季節野菜のキーマカレー、ホットサンド、うどん、お子様ランチなどのメニューがありますが、特におすすめなのは旬の野菜を使った小鉢6品、週替わりのメイン料理1品、そして発芽玄米ご飯と汁物、ミニデザートがついた「かぶランチ」1,200円（税込）。
今月は、ねぎや大根などの旬の野菜がたっぷり楽しめます。

カフェは店内奥にあります。
センスの良い食器やランプがレトロな雰囲気を感じさせてくれて、思わずほっとしてしまいます。小さな子供用の椅子もあるので、お子様連れでも安心です！

3月2週目のメインのおかずは、“雑穀入り春巻き”。雑穀はカリウム、マグネシウム、食物繊維が豊富なたかきびが入っています。たかきびの食感と春巻きの皮のパリパリ感がなんとも絶妙な逸品！

そして、下記の写真はメイン料理と一緒に楽しめる、旬の野菜を使った小鉢6品。
私が食べた日は里芋の煮転がし、わさび大根と芽キャベツの生姜炒め、ビーツのポテトサラダブロッコリー添え、白菜とはっさく、黒豆サラダ、ねぎのお好み焼き風、そして菜っ葉。
ちなみに、この小鉢は野菜の仕入れ状況に合わせて毎日メニューを変えているそうです。

ワッフルやおしるこなどのデザートに加え、こだわりの飲み物もメニューがとっても豊富！

身土不二という言葉の通り、地元の旬の野菜には栄養がぎっしり詰まっていると実感できるお料理を、皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はこのランチの大ファンで、毎週のように通っては美味しい野菜料理の数々に舌鼓を打っています。

そしてなにより嬉しいのは、料理のレシピを店長のマサさんが惜しみなく教えてくれること！
野菜も調味料もその場で購入できるので、「材料を揃えるのも面倒だし、また今度…」とならず、その日にすぐ実践できるのも嬉しい限り。

お店で販売している野菜の調理法も教えてくれるので、仕事が忙しくてメニューを決める時間がない、時短料理を作りたいという方にもお勧めです。

素材そのものが美味しいので、調理法はいたってシンプル。家族は私が手間暇かけて作った料理よりも真澄屋さんで教わった簡単レシピのほうが「美味しい！」と喜ぶのは少し複雑な心境ではありますが…。

家族経営のアットホームな雰囲気とフレンドリーな店員さんとのお話で、ついつい長居してしまう。そんな居心地の良いお店です。買い物目的よりも、会話を楽しみに通われる方が多いのも納得。

野菜だけでなく有機の果物や加工品、生鮮、お酒、雑貨などミニスーパーのように品揃えが豊富なので、「こんな商品があるのね、知らなかった！」と、宝探しのように毎回新しい発見ができるもまた面白い。

毎月5のつく日は特売日（※一部対象外有り）で10％オフになるので狙い目です。

お店は土足厳禁なので、入り口にあるスリッパに履き替えてから入ってくださいね。