【流山市】山もないのに”流山”?!この地名って、どこからきたの?
こんにちは!Haruです。
近年、メディアへの露出増とともに人口が増えつつある流山市。流山市の人口は昨年5月時点で約20万6千人。直近10年間でなんと約3.8万人も人口が増えているのです!
株式会社リクルート発表の「SUUMO住みたい街ランキング2023(最新版)」では16位にランクイン。2018年は46位だったのが、なんとたった5年で30位もランクアップするという快挙を成し遂げています。
そんな流山市ですが、そもそもなぜ「流山」という地名なのか、ちょっと気になりませんか?どこを見渡しても山が見当たらないにもかかわらず、なぜこの地名がついたのでしょうか。
そこで早速、地名の由来を探るためにプチ散策に出かけました!
散策で見つけた「山」
散策の舞台は流山本町周辺。
この一帯は江戸から明治・大正にかけて「流山みりん」をはじめとした商業の中心地として栄え、歴史ある土蔵造りの家屋が今も残されている、情緒ある街並みが魅力です。
そんな流山本町の中心地から徒歩約15分。
辿り着いたのは赤城山を有する赤城神社。なんと!流山にも山があったのです!!
…と言っても高さ約10m。
その昔(時期は不明)、群馬県の赤城山が噴火し、土塊がこの地にたどり着いて10mの赤城山が出来たとされているのだとか。“山が流れてきた”、だから「流山」。所説ありますが、これが流山の地名になったと言われています。群馬県赤城山との不思議なご縁を感じますね。
赤城山のある赤城神社の入り口には重さ約500kgにも及ぶ立派な大しめ縄が飾られています。
迫力あるこの大しめ縄は毎年10月に行われる「大しめ縄行事」で地域住民の方々の手で丁寧に作られます。長さ約10m・1本の重量は約150kg以上!総量重約500kgもある大しめ縄を持ち上げる作業は大いに見ごたえがありそうです。
2017年に開催された大しめ縄行事の様子が流山市のホームページに掲載されていましたので、ぜひこちらも併せてご覧ください。
赤城神社の近くには、流山寺や新選組が分宿した光明院等の有名な史跡が沢山あります。エリアが集中しているのであまり時間がとれなくてもサクッと立ち寄れますよ。
新しい施設やお店だけでなく、昔ながらの歴史情緒溢れる街並みも気軽に楽しめるのが流山の良いところ。
お一人で、ご家族と、ご友人と、そしてお子さまと一緒に地元を知るプチ散策に出かけてみると、きっと新しい発見に出会えるはず!
ぜひ、流山の由来となった場所をご自身の目で確かめてみてくださいね。
情報
流山市HP
流山市観光協会
株式会社リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2023」
赤城神社:流山市流山6-649
流鉄流山線平和台駅から徒歩8分 ※駐車場有