沖縄の郷土料理のひとつ「タコライス」。ご飯の上にスパイスが効いた挽肉とチーズ、シャキシャキのレタスがのっている、ジャンキーでいて罪悪感の少ないローカルフードです。沖縄県内には専門店がそこかしこにあり、私は今でもときどき無性に食べたくなります。

そんな「タコライス」を売りにしたキッチンカーがオープンしたと聞いて、さっそく行ってきました！

大好きな味を自分でつくる！こだわりが詰まった看板商品

大分市横尾の住宅街にはためく、「タコライス」ののぼり。小さな空き地に、かわいらしいキッチンカーがとまっていました。その名も《chance 55（シャンス ゴーゴー）》。

英語読みだと「チャンス」ですが、フランス語で「幸運」という意味なんだそう。

店主の本田さんが惚れ込んだという『タコライス』が看板商品です。

本田さんは宮崎県の出身。『タコライス』を販売していたとあるカフェが大好きで、最終的に働き出しちゃったんだとか。好き度が伝わってくるエピソードですね。

リスペクトをこめて、お店のレシピを自分なりにアレンジしたんだそう。注文を受けてから挽肉を炒める（温める）点がポイントです。

食べるときはためらわずに混ぜる！老若男女に愛される味

「思いっきりぐちゃぐちゃに混ぜて食べてくださいね！」と本田さん。指示通りにしてから一口食べると、コクのあるおいしさがガツンと広がります。

しっかりスパイスは感じますが、マヨネーズベースのソースと柔らかなアボガドでマイルドに仕上がっており、これなら子どもでも食べやすいのではないかと思いました。

私は辛いもの好きなので、追加でタバスコを購入して、こちらもまぜまぜ。辛味が加わることで、より旨味が引き立ちます。

おやつは別腹！ふかふかワッフル

お店ではワッフルも販売しています。ハムチーズなどの惣菜系に加えて、生クリームをたっぷり挟んだスイーツ系も充実。またコーヒーなどのドリンク系もあるようです。

子ども向けの『キッズワッフル』もあるようなので、おやつタイムに訪れてもいいですね！

『タコライス』が結構なボリュームだったので、ワッフルは子どもたちに残しておこうかな〜と思いつつ、味見をかねて一口。フワッフワの生地と適度な甘さ、生クリームのあっさり加減が絶妙なおいしさで、気付いたらペロリと食べちゃいました…。ごめんよ子どもたち。

タコライスのおいしさを広めながら、笑顔を届けるキッチンかー

今後は出店場所を増やしつつ、元々お好きだというハンドメイド作品も一緒に販売していく予定だそうです。

またすぐ食べたくなる、おいしいタコライス。沖縄から宮崎へつないできた味を、大分県内にも広めていってほしいと思います！みなさんもぜひ一度ご賞味あれ！