神代植物公園正門のすぐ近くにあるお蕎麦屋さん「松の木」。いつも通る度に気になっていましたが、入る機会がなく、今回ようやく訪れることができました。

天ざるそばは1850円となかなかいいお値段ですが、一番人気のようです。

お店にいるお客さんも皆さん天ぷらそばを頼んでいるようで、「少し時間がかかりますが大丈夫ですか？」と確認されました。皆さんが頼んでいるなら、きっとおいしいのだろうと思い、30分位待つと聞いても、天ぷらそばを注文してみました。

暑い日だったので、冷えたそば茶がとてもおいしかったです。

さて、先におそばが運ばれてきました。おいしそうです！

続いて運ばれてきた天ぷらは、二度見してしまうほどの存在感！ 海老は逆立ちしています。

天ぷらは、数えてみたらなんと13種類もありました。内容や数は時期によって変わるそうです。

まずは海老から食べてみました。特大で、太さもしっかり。衣はサクッとしていて、油っぽくありません。

続いては、アボカド。え？ アボカドの天ぷら？ これは初めての感覚でした。サクッとトロッとしておいしかったです。

そのほか、みょうが、ゴーヤなどの旬の食材や、スナップエンドウ、オクラ、さやえんどうの天ぷらもありました。

そら豆とトウモロコシ、人参のかき揚げも今の季節ならではの味覚で、おいしかったです。

サツマイモの天ぷらには白ごまがびっしり。香り豊かでおいしかったです。こういったところにも、丁寧なこだわりを感じました。

こちらは、なす田楽の大葉包み。それぞれの味が引き立てあっていました。

しいたけの天ぷら、舞茸の天ぷらを食べて、最後に残った白い天ぷら。こちらは……？

食べてびっくり。なんと、こちらはりんごの天ぷらでした。アップルパイのような酸味と甘みがあって、スイーツのようなおいしさでした。

こんなにたくさんの天ぷらで、目も心も楽しませてもらいました。すっかりお腹がいっぱいになりました。2人で天ぷらをシェアして、もう一人はざるそばを頼むのもいいかもしれません。

天ぷらの衝撃が大きくて、おそばについてまだ触れていませんでしたが、おそばもおいしく、大満足の天ざるそばでした。また違う季節に、ぜひ再訪してみたいと思います。

深大寺そばといえば、深大寺の近くにあるお店をイメージする人が多いかもしれませんが、深大寺から少し離れたところにも、深大寺そばのおいしいお店はあるんですね。神代植物公園を訪れる際などにぜひ立ち寄ってみてください。おすすめです！