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バッグの中をスッキリさせたい人にもおすすめ!懐紙を持ち歩いたら驚くほど便利だった

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

外出時、ついバッグの中にあれこれ入れてしまう・・ということはありませんか?できるだけスッキリさせたいのに、もしかしたら使うかもといろいろ入れてしまいがちですよね。

そんな方にもおすすめしたい、便利なアイテムが「懐紙」です。様々な使い道があるので、持ち物をスッキリさせることもできます。

懐紙とは、和紙を二つ折りにしたもので、かつては着物の懐(ふところ)に入れて持ち歩いていました。

現代では、茶席で和菓子をいただくときに使うことで知られていますが、他にも様々な用途で使うことができます。

この記事では、具体的なシーンをイメージしながらの使い方をご紹介しますね。

「湿ったハンカチ、そのまま何度も使うの、なんとなく嫌だな・・・」

懐紙は、ハンカチ代わりに使うことができます。
とてもしっかりしているので、手を洗ったあと拭くのにも十分。しっかり水滴をぬぐってくれます。
一回ずつ、使い捨てができるので、湿ったハンカチを何度も使いたくない人にもおすすめです。

「お洋服に食べこぼし!ウェットティッシュを持ってくればよかった・・・」

懐紙を2~3枚重ねて、お手洗いで濡らして絞れば、ウェットティッシュとして使うことができます。

「カフェで座ろうとしたら、テーブルに水滴が・・・」

懐紙でさっとぬぐいましょう。
自分が立ち去るときも、ドリンクの水滴など、さっとぬぐってきれいにする心遣いができれば、素敵ですね。

「夏のメイクくずれ、汗とテカリ、同時になんとかしたい!」

懐紙は、汗も皮脂も同時にぬぐうのに、十分な大きさです。
軽く揉むようにして、柔らかくすれば、肌あたりが優しくなります。あぶらとり紙は、持ち歩き不要になりますね。

「訪問先への手土産、ちょっとしたお手紙を添えたいな」

懐紙は、メモや小さな便箋代わりに使えます。柄付きのキレイなデザインのものもたくさん出ているので、手土産の添え状にも、十分使えます。

例えば、こんな一文を添えてみてくださいね。
「いつもお世話になっております。地元の銘菓なのですが、お口に合えば幸いです。どうぞ皆様で召しあがってください。」

「外したアクセサリー、何かに入れておきたいな」

例えばジムなど、アクセサリーをいったん外す、というシーンがありますよね。アクセサリーポーチもありますが、懐紙で包んでおく、という方法もあります。ただし、この場合、誤って捨ててしまうといったことがないように、わかりやすい場所に閉まってくださいね。

この他にも「食事中に口元をふく」「お金を包むポチ袋代わりに」など、いろいろな用途で使うことができます。

ぜひ、ひとつバッグに入れて、自分なりの使い道を楽しんでくださいね。

マナー・コミュニケーション研修講師 樋口智香子

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせた独自のプログラムにより、セミナー・研修を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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