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イケメンよりも、エスコートができる男性のほうがモテる!クリスマス前に知っておきたいエスコート術

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

街を歩くと、クリスマスムードの高まりを感じる季節になりました。当日は、恋人とのディナーを予約している人も多いでしょう。

特別な夜だからこそ、女性をかっこよくエスコートしてみませんか。
女性が思わず感激してしまう、知っていると差がつくエスコート方法について、ご紹介します。

イケメンよりも、エスコートができる男性のほうがモテる!

モテる男性=イケメンとは限りません。
実は、外見に特徴がなくても、イケメンよりもエスコートのできる男性のほうがモテると分かった実験があるのです。

某TV局が、情報番組のコーナーで行った実験があります。
職業モデルのイケメンと、普通のルックスの男性(番組ADさん)の二人を仕掛け人としました。
10人の女性に、それぞれの男性と2人で過ごしてもらい、その後「どちらの男性に好感を持ちましたか」とアンケートを取りました。

このとき、イケメンモデルはあえて女性をエスコートせず、ADさんは、女性を気遣うエスコートをしました。

その結果、何と、10人中7人の女性が「番組のADさんのほうが好感が持てた」と答えたのです。

エスコートのモテ効果は、絶大なのです。

クリスマスデートの前に知っておきたい、エスコート10か条

では、具体的にどのようなことをすればよいのか、クリスマスデートに役立つ、エスコートの方法をご紹介しますね。

1.レストランのドアは、男性が開ける

レストランの重いドアは、男性が開けて、女性を先に入店させましょう。

2.女性がコートを脱ぐのをサポートする

着席前に、コートを脱ぎます。
クロークに預けたり、ハンガーにかけたりしますが、このとき、女性のサポートしましょう。バッグを持っていてあげるといいですね。

3.コートや大きな持ち物は、男性の手からクロークへ

クロークに預けるものは、いったん男性が女性から預かり、男性がサービススタッフに渡します。
これがスマートにできる男性は少ないので、できると差がつきますよ。

4.着席まで、サービススタッフ→女性→男性の順で歩く

店内はレディファーストで、サービススタッフ→女性→男性の順に歩きます。

5.女性は奥側、または、より良い席へ

入口より奥が上座です。奥側を勧めるか、眺めの良い席など、より良い席を勧めましょう。

6.サービススタッフが誘導しないときは、女性の椅子を引く

カジュアルなお店など、サービススタッフが誘導をしないときには、女性の椅子を引いてあげましょう。

7.女性のドリンクは、好みを聞いて男性がオーダーする

食前酒などのドリンクは、女性の好みを聞いたら、男性が二人分をまとめてオーダーしましょう。

8.プレゼントは、デザートのタイミングで渡す

プレゼントを渡すなら、デザートのタイミングがお勧めです。ディナーも終盤で、最高に盛りあがります。

9.会計は、女性が席を外している間に済ませる

ごちそうしてあげるなら、会計は、女性が席を外している間(化粧室に行くなど)に済ませるとスマートです。

10.女性がコートを着るときに、サポートする

帰り際、女性がコートを着るのをサポートしましょう。
まるで女優さんに着せるように、さっと広げてそでを通し、肩にかけてあげるといいいですね。

以上、クリスマスデート前に知っておくとよいエスコートの方法、10か条をお伝えしました。

いかがでしょうか。
エスコートといっても、さほど難しくないことばかりですよね。
ぜひ、かっこよくエスコートして、デートを成功させてくださいね。

マナー・コミュニケーション講師
樋口智香子

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせた独自のプログラムにより、セミナー・研修を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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