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サ活、初心者は必見!サウナで人に迷惑をかけてしまう”ととのわない”NG行動

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

空前のサウナブームは、陰りを見せることなく発熱しています。これからサ活をはじめてみたい、と興味を持った人も多いはず。

公共の場所であるからこそ、利用者同士、きもちよく過ごせるようにしたいですね。
そこでこの記事では、サウナでのマナーと、気をつけたいNG行動についてお伝えします。

からだ・頭を洗わず、いきなり入室する

体と頭髪を洗わずに、サウナに入室するのはNGです。
洗わずに入ると、体についた汚れや、整髪料などが汗と共に流れてしまい、とても不衛生です。
スムーズな発汗のためにも、汚れはおとしておきましょう。

水滴をポタポタ垂らして入室する

サウナ室を、できる限り濡らさないよう配慮しましょう。
体についた水滴を、ポタポタ垂らして入室するのはNGです。タオルでしっかりふきとってから入室しましょう。
そのほうが、どれだけ汗をかいたか、わかりやすいですね。

汗を手ではらう・頭をふる

体から出た汗を手ではらったり、頭をふって汗を落とすなど、汗が飛ぶような行為はNGです。

できるだけ、汗が椅子に落ちる前に、都度、タオルでおさえるようにするといいでしょう。とはいえ、濡れたタオルをしぼるのは、絶対に避けてください。サウナ室をびしょびしょに濡らしてしまうことになります。

会話する・やたらと声を出す

サウナ室では会話を控え、静かに過ごしましょう。
室ただでさえ、室内は声が響くので、普通のボリュームの会話でも、耳につくものです。リラックスして過ごしたいときに、人の雑談を聞かされるのは、いやなものですよね。

また、会話でなくとも、大きなためいきや吐息など、人が発する音も気になるものです。
せまい空間でもあるので、サウナ室では静かに過ごす、が鉄則です。

汗を流さず、水風呂に入る

サウナの後は、水風呂に入ることで新陳代謝が高まります。ほてった体をすぐに冷ましたいところですが、汗を流さずに水風呂に直行するのはNGです。
桶で流す、シャワーで流すなどしてから、水風呂に入ります。体に負担をかけないためにも、静かにそっと入るようにしましょう。

以上、初心者が気をつけたい、サウナでのマナーとNG行動について、お伝えしました。

利用者同士、お互いに心地よく過ごし、心も体もととのえてくださいね。

マナー・コミュニケーション講師
樋口智香子

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせた独自のプログラムにより、セミナー・研修を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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