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その言動があなたを老けさせる「オバ見え」してしまうふるまい7選

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

いくつになっても若々しく、年齢を感じさせない大人の女性がいる一方で、同世代でも「何だか、オバさんぽいなぁ」と思われてしまう人がいます。
もしかしたらその差は「ふるまい」にあるのかもしれません。

そこでこの記事では「オバ見え」してしまう残念なふるまいについて、お伝えします。
日頃の行動と照らし合わせて、チェックしてみてくださいね。

手をたたきながら、大声で笑う

さながらお笑い芸人さんのように、手をたたきながらゲラゲラ大爆笑。
残念ながら、オバ見えしてしまいます。
会話中、リアクションがよいのは良いことですが、大人の女性は、品格も忘れずに。

ひとり言が多い

仕事中のひとり言は、オバ見えするばかりか、周囲を困らせます。
パソコンを見ながら「何これ?」と言ってみたり、デスクを見回しながら「〇〇が無い!」と言ってみたり。

これをすると、周りの人は「どうしたんですか?」と声をかけなければならず、面倒なものです。
心の声をいちいち口に出さないのも、大人の配慮です。

噂話が多い

「ねぇねぇ、〇〇さんてさ・・・」
こんなふうに、人の噂話を好むのも、オバ見え行動です。
品格のある大人の女性は、人に干渉しません。
自分の価値観が明確なので、人の価値観や行動も、尊重できるのです。
多少、気になることがあったとしても、いちいちそれを他人に言わないことです。

身体のラインに無頓着

年齢を重ねれば、ある程度はふっくらとしてくるものです。
それが魅力になる人と見苦しくなる人の差は、ずばり「身体のライン」です。
インナーに乗ってしまったぜい肉が、はっきりわかるような服を着ていませんか。
タイトな服を着るときには、インナーも工夫するなど、見苦しくならない配慮をしましょう。

外出中、人のささいなミスに厳しい

例えば街中。
人がちょっとぶつかってしまったときに「痛いっ!」と声をあげたり、露骨に嫌な顔をする。
あるいは、レストランで。
なかなか料理が出てこないときに「〇〇を頼んだんですけど」と、さも不満げに催促する。
人のささいなミスに厳しい人は、オバ見えします。

同じ場面でも、スマートにふるまえる女性もいます。
例えば、人にぶつかったなら「失礼しました」と、自分が非礼を伝えれば、角が立ちません。
料理の確認は「〇〇を注文しましたが、オーダーは通っていますか」と、やわらかく尋ねればよいのです。

トイレで、ハンカチを口にはさんで手を洗う

トイレの手洗い場で、ハンカチを口にはさんで手を洗っていませんか。
濡れた手でハンカチを探したくなくて、そうしてしまうのかもしれませんが、不衛生です。
バッグの取り出しやすい位置に入れておく、または、腕ではさんでおくなどしましょう。

トイレの後、手をふきながら出てくる

トイレの後、ハンカチで手をふきながら出てくる、なんてことをしていませんか。
ながら動作は、オバ見えしてしまいます。
お化粧なおしもふくめ、身支度はすべて終えてから、出るようにしましょう。

以上、オバ見えしてしまうふるまいについて、お伝えしました。
年齢を重ねても、素敵な女性でいたいものですね。
ぜひ、意識してみてくださいね。

マナー・コミュニケーション講師
樋口智香子

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせた独自のプログラムにより、セミナー・研修を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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