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茨木で夏の星空ひとりじめ!デートにもおすすめのプラネタリウム

茨木じゃるこ北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

暑い日や雨が降ると、お出かけも屋内で楽しめるとウレシイですよね。
あるんです、茨木市に。
屋内で涼しく楽しめるスポットが。

それが、茨木市立天文観覧室プラネタリウム。

 (茨木市東中条町2-13。茨木市役所合同庁舎7Fへ)
(茨木市東中条町2-13。茨木市役所合同庁舎7Fへ)

星座にまつわる神話や天文現象の話、さらにその日の夜に見える星空を、解説員さんがその場で解説してくれます。

(受付ホールの壁面は、美術家・中島麦さんによる宇宙をイメージした作品)
(受付ホールの壁面は、美術家・中島麦さんによる宇宙をイメージした作品)

プラネタリウムの受付ホールの壁面は、茨木市在住の美術家・中島麦さんによる作品。

以前は無機質なオフホワイト一色だったのが、漆黒の闇と星を想像させてくれる壁に変身。宇宙への入り口のような扉から、天文観覧室へ入ります。

室内にはリクライニングシートが並んでいます。(一部リクライニングにならない席もあります)

(関西で一番古い光学式投影機。鮮明な星空を見ることができます)
(関西で一番古い光学式投影機。鮮明な星空を見ることができます)

観覧室内の中央には、関西で一番古い光学式投影機。
デジタルでの物語上映もありますが、光学式投影機で見る星空は鮮やか!

暗闇のなかで星それぞれの明るさが異なるのも、よくわかりました。

(写真は2016年11月。観覧室内の壁面の切り絵も要チェック!!)
(写真は2016年11月。観覧室内の壁面の切り絵も要チェック!!)

プラネタリウムの観覧室に入ったら、壁面も要チェック!
その方角に見える象徴的なものが、切り絵で表現されているんです。太陽の塔や、エキスポシティの大観覧車、生駒の山並みや枚方パークの観覧車も見えちゃいますよ。

空は夕方から真夜中へとだんだん暗くなり、ゆっくりと星空の解説へ。

わかりやすい言葉で説明してくれるので、子どもも興味津々。大人だって楽しめます。
解説員さんの声トーンも心地よく、シートが体を包んでくれているし…と、ウトウトしそうになることも。

「眠たくなったら寝ちゃっても大丈夫」
と解説員さんが言うように、空はだんだんと明るくなり朝を迎えて約50分の投影が終了します。

静かにゆーっくり空を眺めて過ごせるって、贅沢な時間ですよね。

その日に見える星空の解説はもちろん、投影テーマも毎月変わるので、何度でもふらっと行ってみたくなるプラネタリウム。
親子でのお出かけやデートにもイイし、一人で行ってみるのもオススメ!星空を眺めたあとは、なんとなく気分もスッキリしますよ~。
(ウトウト寝てスッキリ!…ではありません~)

(合同庁舎のエレベーターは6階まで。7階へは階段で)
(合同庁舎のエレベーターは6階まで。7階へは階段で)

茨木市立天文観覧室プラネタリウムは、茨木市役所合同庁舎の7階に。
ただ…、この建物のエレベーターは、どう頑張っても6階までしか行けないんです。なので、6階で降りて階段で7階へ。
介助が必要な方は事前に相談されるといいそうです。

今、茨木市役所前の中央公園南グラウンドでは新施設の工事が進んでいます。令和5年度(2023年)に完成予定で、プラネタリウムも新施設へ移転する予定。古い光学式投影機も一緒にお引越し予定です。
新施設になれば、プラネタリウムへもエレベーターで、スイッと行けるでしょうか。

今の場所には1973年に設置されたプラネタリウム。

それから50年後の2023年に新施設へ。
新しい転換期を迎えます。ほんのりレトロ感のあるプラネタリウムを堪能できるのは、今のうちですよ!

【茨木市・天文展覧室プラネタリウム】
茨木市HPの投影スケジュールでチェックしてからお出かけくださいね!

■料金
大人は100円、中学生以下4歳以上は50円。
☆感染防止のためにもお釣りのないようご準備ください。

■所在地: 茨木市東中条町2-13 茨木市役所合同庁舎7F
 (エレベーターは6Fまで。介助が必要な方は事前にご相談ください)
■電話 072-622-6229
(投影中は電話対応できない場合があります)

■お休みは、月・火・水曜と12月28日~翌1月4日
※保守などで不定期に休室する場合があります。
■開室は、木・金・土・日曜
☆投影時間は、投影スケジュールでご確認ください。
【プラネタリウム投影案内(スケジュール)】

週末が行きやすいけど、平日は狙い目!親子連れだけでなく、私のように一人で来ている人、ご夫婦で来られている人も、いらっしゃいます。
あ、注意事項も記載しておきますね!チェックしてからお出かけください。

<注意事項>

○駐車場はありません。

○投影時間の10分前から受付。

○受付にて氏名及び連絡先を記入します。

○必ずマスクの着用を。

○ドーム内での会話はお控えください。

○投影開始5分前までに来場を。遅れての入場はできません。

○平熱と比べて高い発熱、喉や咽頭炎などの症状があれば来場を控えましょう。

<茨木ジャーナル関連記事>
「プラネタ童子」のことや、茨木市立プラネタリウム受付ホールの風景などは下の記事でぜひ。

■プラネタリウムほか、公共施設をアートにしちゃった中島麦さんの作品のこと
2017年6月
【公共施設・茨木市役所やプラネタリウムへ!ハブ・イバラキ(HUB-IBARAKI)アートツアー】

■プラネタリウムのキャラクターがいるの?と思ったら
2017年7月
【茨木市立プラネタリウムの人気者プラネタ童子がエキスポシティで暴れてた!】

■2016年プラネタリウムへ行ったときのこと
2016年11月
【茨木のプラネタリウムで、オトナが行ってもテンションがあがるもの見つけた!】

■七夕のころにプラネタリウムに行きました。
2021年7月
【プラネタリウムで茨木市の夜空を見上げる-雨や暑い日にも、どう?】

【茨木のプラネタリウムで、オトナが行ってもテンションがあがるもの見つけた!】</a>(2016年11月6日)記

ながーい年月が流れて新しいものができるとき、同時に古いものも大切に引き継がれていくんですね。改めて、茨木市のあの工事は大きな出来事なんだなぁと感じました。

☆<a href="https://ibajal.com/place/20210705keshiki/" rel="noopener" target="_blank">【茨木市役所前の南グラウンド、中央通り側に階段は、なーい!】</a>(2021年7月5日)記事もよかったら。

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展覧室前のホールは、星空をイメージしたステキな壁面になっています。

茨木市の美術作家・中島麦さんの作品です。

■2017年2月26日

<a href="https://ibajal.com/place/%e3%83%8f%e3%83%96%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%a9%e3%82%ad%e4%b8%ad%e5%b3%b6%e9%ba%a6%e3%81%95%e3%82%93%e4%bd%9c%e5%93%813%e3%83%b6%e6%89%80/" target="_blank" rel="noopener">【茨木のアート制作・作品が見られる市内公共施設3つのスポット】</a>記事参照。

北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

大阪府茨木市の超ローカルメディア「茨木ジャーナル」を2013年から運営。ふつうに暮らす市民の視点で、茨木市のグルメ・イベント・スポット・できごとを発信しています。カバンもカンバンもジバンもないまま「やったろかい」と勢いで走るクセあり。好きなことばは「人生ムダなし」と「いつも見てます」です。

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