夏真っ盛りの８月は、白井市内のあちこちで梨の直売をしている梨園を見かけます。

先日、とある梨園の前を通りかかった時、思わず二度見してしまいました！！

何に二度見してしまったかって！？　白井市のマスコットキャラクター「なし坊」と「かおり」のイラストの入った梨の看板、ではありませんよ。

私の目が確かなら・・・あれは、まぎれもなく・・・マネキン！！

なぜ梨園にマネキンがいるのでしょう！？　直売所にいらっしゃったこちらの「鈴木果樹園」の方にお話を伺いました。

こちらが「鈴木果樹園」を営んでいる鈴木さんと息子さんです。

ここでの梨園の経営は60年ほどで、鈴木さんは三代目。

以前は市場向けのみに梨の出荷をしていたそうですが、平成９年から一般向けに直売もスタートしました。

マネキンはもともとカラス除けのためにカカシの代用として梨畑に置いていたものだそうですが、梨の直売をスタートした時点で白井市内の他の梨園より遅めのスタートだったこともあり、特色を出すためにマネキンを店頭に置くことにしたのだそうです。

直売所には「千葉なし味自慢コンテスト２年連続入賞」と書かれた暖簾が。

梨の、●糖度●食味●形状●箱詰めの見栄え、を競う千葉県のコンテストで「鈴木果樹園」は令和元年に６位に入賞、翌年も入賞しました。

受賞した品種は令和元年は幸水、翌年は豊水だそうです。

うかがった日はちょうど幸水が販売されていました。

幸水から販売をスタートして、８月後半は幸水の他に、幸水と豊水を掛け合わせた珍しい品種の秋水（しゅうすい）も販売しているそうですが、この日は秋水は売り切れでした。

幸水はまもなく2023年８月27日（日）で販売は終了となりますが、8月22日（火）からは豊水とかおりも出始めているそうです。

９月以降は５種類ほどの品種が出てくるのだとか。色々な品種から好きなものを選んだり、また、食べ比べたりできるのもいいですね！

箱入りだけでなく、袋入りでも販売されていますので、贈答用だけでなくご自宅用に買って帰ることもできますよ。

直売所のすぐ隣にある梨畑も見せていただきました。

ちょうど梨畑には、これから収穫を迎える豊水がたわわに実っていました。

まさに枝がたわむほどずっしりと多くの実をつけています。

そのため、枝がかなり低い位置に降りてきていますが、実を収穫すると枝は軽くなり元の高さに戻るのだそうです。

水分をたっぷり含んだ梨はそれだけ重いということですね。

畑のずっと奥まで、とにかく、梨、梨、梨！　圧巻でした。

「鈴木果樹園」の幸水を買って帰りました。

とってもみずみずしくて甘い梨でした。

美味しい梨を買いに「鈴木果樹園」に行ってみてはいかがでしょうか？

マネキンがお出迎えしてくれますよ。

「鈴木果樹園」

• 住所：千葉県白井市根190-5
• 電話：047-491-0307
• FAX：047-491-0398
• 定休日：なし（9月末まで。10月は週末のみ営業）
• 営業時間：10:00～18:00（※）
• ※オープン時間は日によって昼前になる場合もあり
• ※梨が売り切れ次第終了