JR桜木町駅から野毛ちかみちを通り、南一番出口から地上に上がってすぐの「音楽通り」をご存じでしょうか。野毛大通りと紅葉坂をつなぐ細い道ですが、シベリアで有名な老舗「コティベーカリー」、ハングリータイガー出身シェフが開いた洋食屋「グリル・ラクレット」などの名店が並んでいます。

そんな音楽通りの中でもいつも賑わっている「キッチンボンノ」。今回は週末のみ営業のお得なランチを食べてきたので紹介します。

キッチンボンノ

キッチンボンノは、自然豊かな徳島県産の食材を使用し、30年間和食店で経験を積まれたシェフが作る、素材そのものの味わいを活かした料理が評判のお店です。

オーナーの実家「MORIFARM」の無農薬野菜をはじめ、オーナーと長く付き合いのある漁師さんの採ったシラスやワカメ、のべ牧場の阿波牛、吉野さんのミルキークイーン（一等米）など、生産者の顔が見える食材を使用しています。

この日は愛犬が一緒だったので、気持ちのよいテラス席でワインとランチを楽しみました。テラスは1席しかないため予約がおすすめです。

ランチメニュー

土日祝日限定のランチタイムは12:00～17:00と長いので、時間を気にせず食事ができるのは助かりますね。熟成赤身肉を使用したステーキやハンバーグ。阿波牛のボロネーゼや阿波尾鶏と九条ネギの和風パスタなど、ランチにも徳島産の素材を使用。

Aセットは+300円で前田農園オーガニックサラダとドリンク、Bセットは+500円でさらに自家製焼きたてパンとデザートがつけられます。

当たり前の料理を当たり前の食材を使ってシンプルに

玉ねぎの甘みを感じるデミグラスソースのハンバーグに阿波牛のボロネーゼ、共にもちもち食感の自家製パンで、ソースまできれいに頂きました。セットのサラダなのにボリュームがあり、野菜のうまみをしっかり味わえます。

ランチセットのドリンクが、生ビールやグラスワインも選べるのはかなり嬉しい！

Bセットのデザートは、シャーベットかアイスクリームが選べます。この日のシャーベットはすだちでさっぱりと。

夜はワインのおつまみにぴったりな食材をそろえたアラカルト。一番人気の徳島食材食べ比べボンノコースは前日までの予約制です。

すぐ近くの「鉄板焼きぼんの」、横浜駅北口の「ビストロボンノ」も系列店。今回紹介した「キッチンボンノ桜木町店」同様、徳島から仕入れる野菜、肉、魚介を使った料理が楽しめます。