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○○が最も大切な資産というのは意外と知られていない

理学療法士/ケイシー理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

こんにちは。

病院PTケイシーです。

今日は、私たちの老後の資産のなかで

最も大切なものについてお話します。

結論から申し上げますとずばり!

それは、「健康」です。

どういうことなのか。

今日は働き盛りの方々に聞いてほしい

健康の価値」についてお話していきます。

老後、私たちがもらえる年金が

どんどん減っているという情報を

目や耳にする機会に触れ

いつもげんなりします。

物の値段は上がっていて、

お給料は増えなくて、

その上、老後資金は〇千万円必要だの

定年が延びるのなんだの…もう

勘弁してよー!!!!((エコー))

素敵なセカンドライフの夢が見たい!!

そんな風に感じてしまいます。

平均寿命のはなし

皆さん、私たちの寿命って知ってますか?

日本の平均寿命は、令和3年の時点で

男性は約81歳、女性はなんと87歳

という驚異のご長寿国家なんです。

病院で女性の患者様に

「私はもう80歳だから・・・」

と言われれば

「いやいやまだまだ若いじゃないですかー!」

と平気で言えちゃうこの時代。

しかもこの高齢化度は世界一!!

誇っていいのかすごく複雑な

世界一…(笑)

健康寿命とは

一方で健康寿命は

男性約70歳、女性は73歳に

とどまっています。

健康寿命とは

健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

のことを指します。

このデータから、

私たちは約70歳頃から10年以上

「健康上の問題で日常生活を制限された期間」

を過ごすことになる

ということになります。

それってどんな状況なんでしょうか。

少し具体例を出しましょう。

日常生活を制限された生活とは?

たとえば、

口から食べ物が食べられなくなって

家族がご飯を食べる中、

胃に直接栄養のある液体を入れて

生きることになる。

たとえば、

車いすから自分で立ち上がれなくなって

トイレのたびに誰かを呼んで

パンツの上げ下げを子供や他人に

やってもらうことになる。

たとえば、

骨折した足がきっかけに

ベッド上での生活となり

家族に迷惑をかけたくないから

施設に入りたいが、入所するのに

何十万もかかるから

「申し訳ない」という気持ちを抱え

家で介護をしてもらう。

これらは、

私たち病院で働く医療従事者にとっては

日常的に目の当たりにするので想像が容易いですが

一般職の方はなかなか関わる機会は

少ないですよね。

でもこれは

全然【稀】じゃないんです。

誰にでも起こりうる未来です。

歳をとってから健康に気を付けても手遅れ

「そんな先のことを今考えても仕方ない」

と言う人もいるかもしれません。

ですが、果たしてそうでしょうか?

「老後に〇千万円かかる」と言われたら

量はどうあれお金について考えて

節度のある使い方をしないとな。

少しは貯めておこうかな。

どうにか増やせないかな。

そんな風に思いませんか?

働けなくなった老後にいざ

「よし今から〇千万円貯めるぞ」とは

なりませんよね。

であれば、

健康だってそうではないでしょうか?

私たちの体は消耗品です。

酷使すれば傷みますし、

形が変わったら戻りません。

動脈硬化は予防できる?

皆さんは「動脈硬化」という言葉を

聞いたことはありますか?

これは言葉の通り、血管の動脈が

硬くなってしまった状態で

これにより様々な病気が発症します。

たとえば

心筋梗塞。

心筋梗塞は強い痛みを伴い

命に関わります。

他にも、

脳梗塞になれば麻痺や言葉、頭の障害が

残り、最悪の場合は命を落とします。

足の動脈が硬くなれば血流が途絶え、

悪化すれば足の切断が必要になります。

そんな怖い怖い動脈硬化は、

残念ながら現代の医療では治りません

一度硬くなった血管が

柔らかく戻ることはないんです。

なぜ動脈が硬くなってしまうのか?

1番の原因は加齢

これは避けられません。

寿命が延びている私たちはどんどん

ボロボロの血管とお付き合いする期間が

延びているのが実際です。

では、どうしたらいいのか?

答えは、動脈硬化を悪化させる要因に

あります。

動脈硬化を進行させる要因は

高血圧症、糖尿病、高脂血症、喫煙です。

これらは、日常生活のなかで

予防することができます。

私たちがいまできることは?

方法は様々ですが、代表的なものでは

食事や、運動、生活リズムを整える、

ストレスを遠ざけるなどなど。

また、会社員であれば、

毎年受けることのできる健康診断

無料でこれらの数値を

確認することができます。

その数値に異常が生じた場合には

薬に頼ったり、生活を見直したりと、

血管の形が変わる前に、回避することができるんです。

医療に携わっていると、

どうしても避けられない病気が

少なからずあります。

「なんでこの人が・・・」と

いつもやるせない気持ちになります。

ですが、今の発展した医学の中では

避けられる病気も必ずあります。

それが、未来に残す【健康】という

資産のために私たちができることだと

本気で思っています。

今ほんの少しの

時間と手間とお金を

自分の健康のために費やすこと。

それが必ず

私たちのセカンドライフを支える糧に

なってくれると信じています。

一緒にいつまでも健やかな大人になりましょう。

病院PT ケイシーより

理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

病院で理学療法士をしているケイシーです。【理学療法士とは】Physical Therapist(PT)ともよばれます。主に体に障害を負った人をリハビリし日常に送り出したり、運動の指導、体のメンテナンスなどをする仕事です。ケイシーは現在、【妊娠中や産後の女性の体のケア】と【入院中の患者様のリハビリ】【予防医学】を専門としています。ここでは、病院で働いてるからこそ話せる小話や、心と体を健やかに保つことの大切さ、日常生活に役に立つ医学情報などについてなどざっくばらんにお話ししていきます。

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