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女の旬は何歳?今が一番楽しくなる「自分会議」のすすめ

理学療法士/ケイシー理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

こんばんは!

理学療法士のケイシーです。

突然ですが

女性は何歳が一番楽しいと思いますか?

「女盛り」

「今だけだよ」

「若いうちが華」

「女性はクリスマスケーキ」

女性を表現する呪いのような言葉が

世の中にはたくさん溢れています。

私自身、

10代の頃はこれらの言葉に翻弄され、

実際に「若くていいね~」と言う

大人と接する機会も多かったせいか

若さしかない私を羨むなんて

歳をとるってつまらないんだな」と

思っていました。

20代前半には

「え、今が絶頂なの?あとは

落ちるばかりなの?」

漠然とした不安を感じ、

肌やしわを気にしたり、

彼氏が若い子と浮気しないかと

心配したりと、

自分の女性としての

価値に対し、どんどん自信を

失っていました。今思えば

愚かですよね。

ですが、

20代半ばで一度どん底まで

自信を失ったタイミングがあり

そこで自分の再起のために

たくさん自分と

対話するようになりました。

「なにが悲しかったの?」

「どうしたかったの?」

「これからどう生きていく?」

「私にはなにがある?」

「大切なものってなんだろう」

それこそ仕事終わりや

休日に、カフェで2時間、

3時間かけてノートに書いては

考え込む時間を過ごしました。

すると、いつの間にか

あれ?

なんか楽しくなってきたぞ?

となってきて

とりあえず、

こういうふうに生きてみよう

と立ち上がれて

色々やってみたら

色んなご縁に恵まれて

30代になった今

「どうしよう今が一番楽しい」

という結果になっています。(笑)

「若いから楽しい」

「若いからかわいい」

そういった側面はきっとあります。

学生時代の、

手をたたいて笑って、

どきどきキュンキュンして

時には悔し涙を流すような

みずみずしい青春は

あの頃だけのものです。

ですが、

行き当たりばったりじゃなく

自分で立てた計画や生き方を

実行に移しながら生きていく。

そのためのお金も時間も手段もある。

失敗した分、自分に必要な人を

見つけることも上手になって

失敗した分、人に頼ったり

支えることが上手になっている。

そんな大人が

楽しくないわけないじゃないですか。

めちゃめちゃ楽しいですよ。

若い世代に伝えたいことは、

いくらでも人と出会えると信じていた

学生時代を過ぎた今、

気が合う人と出会える確率って

案外低いんだな」と気づいたので

人とのつながりを思った以上に

大切にしたほうがいいですよ。

ということ。今の人生を

豊かにしてくれるのは学生時代の

友人たちなんですよね。

そして少し大人になってきた

世代に伝えたいことは

自分と会議しよう」ということ。

人を羨んだり、自信をなくしたり、

感情が不安定になるときは

足場の地盤が緩んでいるときなんです。

自分の地盤の固め方は

他人のインスタグラムには

絶対載っていません。

この限りある両手の幅の中で

なにを大切にして、

なにを手放すのか

ゆっくり考えてほしいです。

自分の生き方を見つけてからの人生が

もう本当に最高ですから。

ちゃんと大人の

人たちに伝えたいことは

多分人より成長が遅い私より

皆さんのほうが分かっていると

思いますが、

時間を重ねなければ

手に入らないものが

必ずあるということ。

自分の嬉しい経験も悲しい経験も

頭の中に、心の中に

ちゃんと全部

積もっているんです。

「私には何もない」なんて

嘘っぱちです。

だから、若いあの日々を

「取り戻そう」と思わないこと。

取り戻せませんから。(笑)

心が迷ったときはペンとノートを出して

「自分」と相談すること。

誰かの愚痴は、

いくら他人にぶちまけても

心を軽くなんてしてくれません。

より濃い色でマーカーを引くように、

忘れられない「嫌な気持ち」に

染めていくだけなんです。

誰かの嫌な言葉や態度も

思いがけず傷ついたことも

全部「自分」に相談する。

そして言ってほしい言葉を

自分にかけてあげる。

それが、またひとつ

素敵な経験値となって

誰かにかけてあげられる言葉に

なるんですよね。

かっこいい大人はさ。

(私はまだ愚痴っぽくなることも

あるんですけど。笑)

誰でも、

金持ちも凡人も変人も

もれなく平等に

1回しかない人生です。

いかに「自分最高~!」と

思って生きるかじゃないでしょうか。

これは

「どう最高か」は関係ないんです。

言ったもん勝ちです。(笑)

わたし、、さいこーう!!

ね?

理学療法士ケイシー

理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

病院で理学療法士をしているケイシーです。【理学療法士とは】Physical Therapist(PT)ともよばれます。主に体に障害を負った人をリハビリし日常に送り出したり、運動の指導、体のメンテナンスなどをする仕事です。ケイシーは現在、【妊娠中や産後の女性の体のケア】と【入院中の患者様のリハビリ】【予防医学】を専門としています。ここでは、病院で働いてるからこそ話せる小話や、心と体を健やかに保つことの大切さ、日常生活に役に立つ医学情報などについてなどざっくばらんにお話ししていきます。

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