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【富山市】有名写真家の展覧会が、ついに富山で開催!!蜷川実花展

岩井なな取材・インタビューライター(富山市)

開館から今年で5周年を迎える、富山県美術館

そちらで開催中の展覧会「蜷川実花(にながわみか)展」に行ってきました!

蜷川実花さんは、日本を代表する写真家のひとりです。

とくに女性から多くの支持を集めていて、私もこの展覧会をとても楽しみにしていました。

展示室にはとくに順路はなく、目に留まった作品から鑑賞できるのがおもしろいポイント。

1番初めの「Acid Bloom(アッシド・ブルーム)」のエリアでは、花に接近して撮影することで生じる、日常では見かけることのない色のグラデーションや形態を楽しむことができます。

カラフルで彩度が強めな写真たちに初っ端から圧倒され、強いパワーを感じます。

「永遠の花」のゾーンでは、メキシコの墓地で出会った、死者に手向けられる造花を中心に撮影したシリーズが鑑賞できます。

異国の文化や芸術的感性に触れることができる貴重な作品です。

「Light of(ライト・オブ)」は、花火と野外フェスをモチーフに撮影したシリーズ。

人々の騒めきや空気感が伝わってくる、蜷川実花さんの新しい一面を垣間見れる作品だと感じました。

お花をモチーフにした作品が多くて、春という季節に開催することの意味を感じます。

蜷川実花さんがレンズ越しに桜の花を切り取ると、こんなにもエキゾチックな雰囲気になるのだなと驚きます。

「earthly flowers, hevenly colors(アースリー・フラワーズ、ヘブンリー・カラーズ)」では、蜷川実花さんのエキゾチックで自由な表現が爆発します。

壁や床までお花柄になっていて多幸感に溢れる展示方法がすてきすぎて、写真に収めずにはいられません。

展示室の最後には、今回の展覧会から初公開となる映像インスタレーションを体験することができます。

四季や時間帯の変化を感じさせる映像に、まるで桜の花になったような不思議な感覚になりました。

展示室内に作品のクレジットは付いていないので、自由な感性で鑑賞することができるのもこの展覧会の魅力です。

女達同士で行くと会話が盛り上がるのはもちろんのこと、お子様連れやカップルでも楽しむことができるでしょう。

美術館1階のミュージアムショップでは、展覧会のオリジナルグッズが販売されています。

そちらもお見逃しなく!

【詳細情報】蜷川実花展
住所: 930-0806 富山県富山市木場町3-20富山県美術館
電話: 076-431-2711
開催期間:2022/3/19(土)〜2022/5/15(日)
開館時間: 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始※2022/4/28(木)〜5/10(火)の間は無休
入館料:一般 ¥1,400
可能な支払方法: 各種クレジットカード、各種電子マネー、iD、銀聯、PayPay、d払い、LINE Pay、,メルPay、au Pay、ほくほくPay、J coin他
その他: 地下に専用駐車場(8:00~22:30)、カフェとレストラン、ミュージアムショップあり
屋上庭園: 12/1~3/15は冬季休園、8:00〜22:00(入館は21:00まで)

取材・インタビューライター(富山市)

富山県黒部市出身の取材ライター・インタビュアー。「ライティングで社会貢献」をミッションとし、地域の魅力を発信しています!Yahoo!ニュースエキスパートでは、休日に家族や友人と行きたくなる楽しいイベントやスポットを見つけて魅力をわかりやすく紹介していきます。どうぞ記事をお楽しみくださいませ。

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