【富山市】開催期間は今週末まで!東京富士美術館所蔵の西洋絵画を、ここ富山で!
富山県美術館で行われている展覧会「富山県美術館5周年記念 西洋絵画400年の旅-珠玉の東京富士美術館コレクション展-」にうかがいました。
開催期間が今週日曜日までと、展覧会の閉幕が迫っているのでお気をつけくださいませ。
富山県美術館は、人々とアートやデザインをつなぐ場となることを目的として2017年に開館しました。
富山県美術館は環水公園と道を挟んで隣合わせにあり、富山駅北口を代表する観光スポットです。
また富山市民にとっては、芸術鑑賞をしたり、屋上の「オノマトペの屋上」でお子様と遊んだり、ミュージアムカフェ・レストランで食事をしたりできる憩いの場となっています。
富山県美術館の入場チケットを1階カウンターで購入する際、クマさんが描かれた持ち物などを見せるとチケットが割引されます。
今回の西洋絵画400年の旅展の一般チケットは¥1,400ですが、私はクマさんの缶バッジを付けていたため¥1,200で購入できました!
これは、館内にいくつか展示されている三沢厚彦(みさわあつひこ)さんの作品≪Animal 2017-01≫にちなんで行われている、粋なサービスです。
ぜひ富山県美術館を訪れるときは、皆さんでクマさんグッズを身につけてお出掛けしてくださいね。
「富山県美術館5周年記念 西洋絵画400年の旅-珠玉の東京富士美術館コレクション展-」は、16世紀後半から20世紀までの西洋絵画400年の歴史に迫るものです。
「歴史画」「肖像画」「風俗画」など、時代というよりはカテゴリーに分かれて名画が展示されており、西洋絵画初心者にとっても比較的鑑賞しやすいと感じました。
カテゴリーに分かれるということは、自ずとざっくり時代にわかれることにもなります。
絵画の“ジャンル”“価値”“人気”などについてわかりやすく記載がある点でも、各時代における西洋絵画の特徴と、人々からの位置付けについて理解を深められます。
「価値は高いが人気がない」絵画は、社会的な影響を感じる複雑な位置付けであり、とても興味深いと思いました。
この企画展の展示室内の作品はほとんどが撮影禁止です。
しかし、クロード・モネの連作「睡蓮」やアメデオ・モディリアーニの「ポール・アレクサンドル博士」など一部の作品はカメラで写真撮影可能です。
また、19世紀のフランスで活躍し、一般的な農民や下層民衆をありのままに表現した作品を多くのこしたジャン=フランソワ・ミレーの作品が複数点展示されています。
ミレーの作品が気に入ったら、富山市内の「ギャルリ・ミレー」でも彼の作品に出会うことができますよ。
ぜひこの貴重な機会に西洋絵画と向き合ってみてください。
富山県美術館では、12月10日土曜日から企画展「富山県美術館開館5周年記念 デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」が始まります。
西洋絵画400年の旅展で展示された名画たちが富山を去ることを惜しみつつ、次回の展覧会もとても楽しみにしています。またお伝えします!
【詳細】富山県美術館
住所:930-0806 富山県富山市木場町3-20電話: 076-431-2711
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始(今年度は12/29〜1/3)
可能な支払方法:各種クレジットカード、各種電子マネー、iD、銀聯、PayPay、d払い、LINE Pay、,メルPay、au Pay、ほくほくPay、J coin他
その他:地下に専用駐車場(8:00~22:30)
屋上庭園:12/1~3/15は冬季休園、8:00〜22:00(入館は21:00まで)
この記事では、休日に行きたくなる富山市内のショップやスポット、イベントをご紹介しています。