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【川崎市】大人は口出し禁止!急遽1日だけの開催となった「こどものまち」は、たくさんのこどもで大盛況

岩瀬めぐみフリーライター(川崎市)

今年の週末や連休って、雨が多くないですか…(涙)

10月8・9日に開催予定だった「こどものまち ミニカワサキ2023」。
9日は朝から終了時刻までずっと雨という無念の予報を受けて、安全面などへの考慮から「9日は開催を中止し、8日のみの開催とする」ことが7日の夕方にインフォされました。

イベントの詳細や事前準備の様子についてはこちらの記事をどうぞ!

8日は朝9時半からのオープン予定だったのですが、会場となった川崎市高津区の橘公園には9時前から受付と開場を待つ多くの「こども市民」が列をつくっていました。

2日分のパワーをギュギュッとつめこんで開催された、たった1日限りの「こどもによるこどものためのまち」をレポします。

まずは、受付である市役所へGO!
市民証申請書を提出し、700円(1日通しは1,000円)の参加費を払って市民登録です。

市民証をゲットしたら、まちのルールや過ごし方を知るための学校へと進みます。こどものまちなので、学校の先生も当然ながらこどもでした。

いよいよ、まちへと入ります。
ここから先は親は立ち入り禁止、今年で2回めの参加となる娘は「はいはい、じゃあね」とあっさり行ってしまいました。さみしいいい…。

まちには色々なお店が並んでいます。
どのお店や施設も、お買い物をしたり、ゲームをして遊んだりできる場であると同時に、仕事場にもなり得るというのが面白いところです。

JOBセンターに行くと、お店のスタッフ、まちに落ちているゴミを拾うミニカワせいそういん、まちの様子を撮るカメラマンなど、バラエティ豊かな仕事があります。

求人票のなかから、やりたいお仕事を選んで、年齢などが募集条件に合致しているかを確認して、申し込んで、働くと銀行でお給料がもらえるという仕組みです。

銀行では、こどもスタッフたちが真剣に打ち合わせをしていました。通貨は、この「こどものまち ミニカワサキ2023」だけで使えるミニKという独自通貨です。

自分でお金を稼いで、自分の好きに使えるというのが、こどもにとっては何とも嬉しいようで、小さなこどもたちも一生懸命働いていました。

お店は、自分でもくるみボタンがつくれる「手作りエコショップ」や、

ガラガラかコロコロか選んでゲームをして景品ゲットを狙う「ガラコロゲーム屋」や、

ガチャだけだと100ミニK、ガチャ&飲み物だと200ミニKという「ガチャ付き飲み物屋」など、独自の発想が光る面白いお店がたくさん。

なかでも、娘は台車でつくった車に乗せてもらえる「ミニカワ交通」が楽しかったそうで、お友達とキャーキャー言いながら2度も乗っていました。

この日来場した「こども市民」は293人。
昨年が2日間開催で来場したこども市民は約500人でしたので、1日だけの開催ながら多くのこどもたちがまちを楽しんだと言えそうです。

現地で見ていても、にぎやかで大盛況でした。また来年も素敵な「こどものまち」を、娘ともども楽しみにしています。

来年のこどものまちづくりクラブメンバーは、来年また募集予定とのことなので、「まちをつくる側になりたい!」というお子さんをお持ちの方は、HPなどをチェックしてみてくださいねー!

【こどものまち ミニカワサキ2023 開催実績】
日程:10月8日(日) ※10月9日は雨天のため中止
時間:午前の部9:30~12:30 午後の部13:00~16:00
受付:午前・午後の部とも開始20分前から ※事前予約なし
定員:午前・午後の部とも200名、各部定員入れ替え制
参加費:各部700円(午前中のみ1日通し券を1,000円で販売)
場所:橘公園(高津区子母口565)

※18歳以下、保護者なしでひとりで参加できるこどもが対象
※1日通しで参加する場合はお弁当などの準備を
※雨天時等の開催判断はホームページ、SNSをご確認ください

フリーライター(川崎市)

12年住んだ武蔵小杉から、あらたに武蔵小杉に引っ越した武蔵小杉Lover。生息エリアは、主に武蔵小杉、等々力、新丸子、元住吉、川崎駅周辺です。世界一かわいい娘(当社比)と地元のプロサッカークラブである川崎フロンターレにハートを射抜かれています。小さな子を持つママとして、子どもの習いごと事情、子どもを連れて行けるカフェ、親子で楽しめるスポットやイベント、貴重な1人時間にホッとくつろげる場所など、日々の子育てに密着した地元情報を発信中です。

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